法人向けソフトウェアパッケージ、クラウドサービスを提供するハンモックは、三菱重工業(以下、三菱重工)が、名刺管理・営業支援ツール「ホットプロファイル」を導入したことを発表した。
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導入の背景と期待される効果
三菱重工は、総合重工業メーカーであり、創業130年以上の歴史を誇る、ものづくりとエンジニアリングの企業。航空宇宙、船舶、エネルギー、防衛など多岐にわたる事業を展開し、社会の発展に貢献している。
これまで三菱重工では、名刺の管理が紙や個人管理の状態で行われていることが多く、名刺データのデジタル化が十分に進んでいなかった。このため、名刺情報の検索や管理に手間がかかり、営業活動の効率化に支障が生じていた。さらに、営業情報や個人情報を適切に管理する必要性が高まる中で、名刺データを一元管理できる標準ルールを定めることが急務となっていた。
この課題を解決するため、「ホットプロファイル」の試験導入を開始。社内で複数の名刺管理ツールが混在していた中、ホットプロファイルは名刺データを基に営業活動を可視化できる点や、名刺情報の閲覧・管理権限を個別に設定できるため、安全にデータ構築できる仕組みが整っている点が評価され、本格導入を決定した。
また同時に、三菱重工グループはデータドリブン経営への転換期でだったが、グループ内でも複数の名刺管理ツールが混在しており、データ統合が進んでいない状況があった。このため、名刺情報を営業活動に十分に活用できておらず、名刺管理システムの標準化が急務となっていた。こうした背景の中で、三菱重工におけるホットプロファイルの活用実績が評価され、グループ全体の標準ツールとして採用されることが決定した。
現在、三菱重工グループ全体でホットプロファイルの展開が進んでおり、営業活動を支える顧客データベースの構築が進められている。