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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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大手企業への営業戦略と実践~持続的な事業成長に向けて~ 『エンタープライズセールス』出版記念イベント by SalesZine

2024年11月20日(水)15:00~17:10

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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営業資料作成にAIを活用しよう!AIツール4選と使い方をご紹介


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 営業資料の作成は、営業活動の要とも言える重要な作業です。しかし、資料の作成にはどうしても時間がかかるため、できるだけ作業を効率化したいと思っている人は少なくないでしょう。近年、AIの発展とともに、営業資料を作成する際に活用できるAIツールも出てきました。そこで、本記事では営業資料作成に使える主なAIツールを4つ、使い方とともにご紹介します。

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AIで営業資料の作成を効率化できる!

 営業活動を行う上で、顧客や取引先に自社の製品やサービスをアピールするための資料作りは非常に重要です。営業資料ともプレゼン資料とも呼ばれますが、その作成プロセスには主に以下のようなものがあります。

  • 目的とターゲットを明確にする
  • 資料の構成、デザインを考える
  • 資料の文章を実際に執筆する
  • 誤字脱字などのチェックを行う

 目的とターゲットを明確にするステップは人の手で行う必要がありますが、構成やデザインを考えたり、文章をある程度自動生成したり、誤字脱字を自動チェックしたりする作業はAIに任せることで、業務の効率化がはかれます。

AIを営業資料作成に使うメリット

 前述のように、AIを活用することで営業資料の作成を効率化できることがわかりました。他にも、AIを営業資料作成に使うことで以下のようなメリットが考えられます。

  • 資料作成の属人化を解消できる
  • 説得力ある営業資料が作れる
  • 一貫性や統一感を確保できる

 具体的な使い方は後述しますが、AIツールは専門的な知識やスキルがなくても使えます。そのため、誰でも簡単に扱えて資料作成業務の属人化を解消することにもつながります。

 また、営業資料作成用のAIツールには、必要なデザインやフォーマットのテンプレートが用意されているため、説得力ある営業資料を作るのに役立ちます。さらに、あらかじめ用意されたテンプレートを使うことで、フォーマットやスタイルを統一し、全体的な資料のバランスを整え、一貫性や統一感を確保できるでしょう。

営業資料作成に使えるAIツール4選

 ここでは、営業資料の作成に使える主なAIツールを4つご紹介します。

Gamma

 もともと資料作成ツールとして知られていたGammaですが、2023年3月からAIが搭載され、より便利になりました。作成したいプレゼンのテーマやアウトラインをテキスト入力するだけで、AIが構成やプレゼンのデザインをすべて作成してくれます。

 すべて英語の画面ですが、シンプルでメニューアイコンもわかりやすく設定されているため、英語が苦手な人でも使いやすいでしょう。内容の修正もAIとチャットしながら簡単に行えます。

Tome

 テキストから文章と写真付きのスライドを作ってくれる、AIスライド作成ツールです。特にテキストの修正に特化しているため、ワンクリックで資料内の文章やタイトルを最適化できます。

 豊富なテンプレートが用意されているほか、Tome内で画像生成AIを使ってオリジナルの画像を資料に使うこともできて便利です。さらに、iOSアプリもあるため、パソコンが使えない状況でも手軽にiPhoneやiPadを使って作業を行えます。

Beautiful.ai

 名前の通り、非常に洗練されたデザインの営業資料を自動生成できるAIツールです。プロンプト(AI生成を行うための指示)を入力することで、ゼロから営業資料を作成できます。ただし、スライド内のテキストが自動生成されるわけではないので、テキストは自分で入力する必要があります。

 デザイン面でもテーマを設定すれば、資料のイメージに沿った一貫性のある資料を作成できます。Google DriveやDropbox、Webex、Slack、PowerPointなどさまざまなビジネスツールとの連携も可能です。

SlidesGPT

 プレゼン資料の概要やテーマを入力するだけで、資料作成や写真選定、デザインの統一などを全てAIにお任せできます。資料作成自体は無料で無制限で行えるため、納得いくまでブラッシュアップが可能です。

 ただし、完成した資料をダウンロードするのは有料(2.5$:2023年8月現在)なため注意しましょう。ダウンロード形式は、PowerPointやGoogle スライド、PDFがありますので、使いやすい形式に変換できます。

それぞれのAIツールを使った具体的な資料の作り方

 最後に、前章でご紹介したそれぞれのAIツールを使って資料を作る方法について、具体的に解説します。

Gamma

 GammaのAIを使って営業資料を作るには、以下のステップで行います。

1.「New with AI」ボタンをクリックする

2.「Guided」または「Text to deck」から選ぶ

※GuidedはAIとのチャット形式で、「Text to deck」は多くの文章を読み込ませられる形式です。

<Guided>を選んだ場合

3.「Presentation」を選び、タイトルを入れる(右上の出力言語から「日本語」を選ぶ)

<Text to deck>を選んだ場合

3.「Provide Instructions」で資料作成の指示を入力し、テンプレートを選択したり一部編集したりする

4.「Generate」ボタンをクリックし、生成し終わるのを待つ

5.生成された資料をブラッシュアップする

Tome

 TomeのAIを使って営業資料を作るには、以下のステップで行います。

1.「Create」をクリックする

2.中央下部にある「PRESENTATION」を選ぶ

3.「Images」の6つの選択肢から1つを選ぶ

4.タイトルを入力する

5.生成する

 初めは英語しか使えませんでしたが、近年は日本語にも対応しました。そのため、上記のステップを行う前に、以下の手順で日本語に変換しておくと良いでしょう。

1.左上にある名前部分をクリックする

2.設定を開き、名前をクリックする

3.「Language」から「日本語」を選ぶ

Beautiful.ai

 Beautiful.aiのAIを使って営業資料を作るには、以下のステップで行います。

1.ログインする

2.「CREATE NEW PRESENTATION」をクリックする

3.テーマを選択する

※資料全体に適用される、大まかなデザインとカラーを決めます。テーマカラー、アクセントカラー、テキストカラーなどを決められた組み合わせから選べる「PALETTE」も存在しますので、ぜひ活用しましょう。一部変更したい場合も、個別にカラーコードを変更可能です。

4.表紙スライドを作成する(画像挿入も可能)

5.スライドのページを追加する

※テキストのみ、画像のみ、グラフやタイムラインをメインにしたページなどさまざまなテンプレートがあります。

※スライドが完成したら自動でアニメーションがつきます。

6.完成した資料を右上のアイコンからダウンロードまたは共有する

SlidesGPT

 SlidesGPTのAIを使って営業資料を作るには、以下のステップで行います。

1.作成したい内容(テーマ)を入力する

2.「Create deck」をクリックする

3.作成した資料をダウンロードする(有料)

 SlidesGPTでスライドを作成する場合、内容を完全にAIにお任せする形になるため、作成手順自体は非常に簡単です。しかし、その分内容には精査が必要であるほか、日本語での資料作成はまだ内容が充実しているとは言えません(2023年8月現在)。そのため、英語での資料作成に限定すると良いでしょう。

AIツールを活用し、営業資料を効率的に作成しよう

 ここでご紹介したAIツールのどれも、完全にAI任せにできるものではなく、最後は人の手でブラッシュアップが必要です。しかし、テンプレートが用意されていたり、ある程度文章を作ってくれたりと、これまで人がゼロから作っていたものをある程度準備してくれるようになっただけでも作業効率化、一貫性や統一感の確保になるのではないでしょうか。AIツールを上手に活用し、営業資料を効率的かつ魅力的に作成しましょう。

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