SalesZine(セールスジン)

注目テーマ

新しい売上チャネル「入札」を学べ!落札確度を上げるためにすべきこと/参加資格の取得は計画的に

 ここまでの記事では、年間22兆円という巨大市場である「入札市場」の概要や、入札に実際に参加をする際に必要な手続きなどについて述べてきました。最終回では、実際に入札に参加をしたあとにどのように落札の可能性を高め、効率よく入札市場に参戦できるかのコツをお伝えします。

競争率の低い案件を狙う

 「戦略とは戦うことを略すること」という言葉があるが、まさに入札ではこの考え方を重要視することが大切である。いかにして競合他社が入り込んでこない案件を見つけ、そこに参加をするか、である。

 しかし、言うは易く行うは難しであり、競合他社が少ない案件を見つけるのはなかなか難しい。入札情報を探す際には、「探す人自身が知っている機関のホームページ」から探すことが一般的なので、有名どころの機関(中央省庁や有名自治体等)が発注元の案件には必然的に多くの競合が参入することになる。逆に、知名度の低い発注機関については、自分自身が知らなければそもそも機関のホームページにたどり着くことができない。もし、知名度の低い発注機関を知っていれば、その機関が発注元の案件を確認できている企業が少ないため、競争率が低くなる傾向にある。

 

 たとえば、以下に挙げる機関をご存じだろうか。

  • 自動車技術総合機構(東京都)
  • 日本学術振興会(JSPS)(東京都)
  • 交通安全環境研究所(東京都)
  • 電子航法研究所(ENRI)(東京都)
  • 農業者年金基金(東京都)
  • 港湾空港技術研究所(PARI)(神奈川県)
  • 放射線医学総合研究所(NIRS)(千葉県)

 「すべて知っている」という方は恐らく居ないのではないかと思うが、こういった発注機関をリスト化し、定期的にそのホームページをチェックすることで、競合が参入してこない案件に参入できる可能性が高くなることは言うまでもない。1日平均5,000件もの入札案件が公示される現在、競争率の低い入札情報を得るには、より多くの機関の情報に対してアンテナを張っておく必要がある。

※この続きは、会員の方のみお読みいただけます(登録無料)。



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

All contents copyright © 2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5