AI企業データクラウド「SalesNow」を展開するSalesNowは、企業の営業業務をAIで自動化するエージェント構築支援サービス「SalesNow カスタムAIエージェント」を正式に提供開始したことを発表した。

背景
営業職の勤務時間の70%が、ターゲットリスト作成・企業調査・メール作成・CRM入力・レポート作成などの情報収集・雑務に費やされている。営業担当者が本来の販売活動に充てている時間は、3割程度に留まっている。
また、AIツールの導入が進む一方、汎用的なAIでは企業固有の業務フローに適合せず、導入しても定着しないケースが発生している。
SalesNowは、「データの上にAIを載せ、業務そのものを代替する」サービスとして、カスタムAIエージェントの正式提供を開始した。
「SalesNow カスタムAIエージェント」の概要
サービスコンセプト「営業1人あたり月60時間の雑務をAIで代替する」
AIを便利なツールとしてではなく、営業担当者の「同僚」として位置づけ、これまで人が手作業で行っていた営業業務をAIエージェントが代替する。
ふたつのサービス軸
本サービスは、企業の課題に応じて次の2軸で最適なAIエージェントを構築する。
1.カスタムリサーチエージェント
汎用の企業データベースには載っていない、企業のターゲット選定に不可欠なニッチデータを、AIエージェントが自律的に調査し、構造化されたリストとして提供する。
【収集可能なデータの例】
- 求人・採用データ:特定求人媒体への掲載企業、職種別の募集状況、採用ページの有無
- 競合・ツール導入:競合サービスの導入企業、事例ページの掲載、技術スタック情報
- 認証・規格:ISO27001、Pマーク、ISMS取得企業、業界固有の認定資格
- 事業動向・IR:海外展開発表、DX投資、資金調達、新規事業の立ち上げ
- 不動産・資産:駐車場・倉庫保有、オフィス移転、拠点の新設・閉鎖情報
2.業務自動化エージェント
営業担当者の定型業務を、AIエージェントがエンドツーエンドで代替する。
【導入前後の工数比較の一例(ひとりあたり/月)】
- ターゲットリスト作成:8時間 → 0時間
- 企業データリサーチ:15時間 → 0時間
- 営業メール作成:12時間 → 2時間(確認のみ)
- CRM入力・更新:10時間 → 0時間
- 週次レポート作成:8時間 → 0時間
- 合計:53時間 → 2時間
構築可能なエージェントの例
- ターゲットリスト自動生成:ICP条件を指定するだけで企業リストを自動生成
- 競合導入企業の自動調査:競合の導入事例を自動収集し、リプレイスリストを作成
- 商談準備:IR・ニュース・組織情報を自動収集し、商談準備資料を作成
- 営業メール自動作成:企業データに基づくパーソナライズメールを一括生成
- CRM自動入力・更新:商談後の活動履歴・ステータス更新を自動化
- 週次レポート自動生成:KPI進捗・パイプライン状況を自動集計しレポートを作成
