SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

  • 前回のSalesZine Dayのセッションの様子をレポート記事でお読みいただけます。

  • 過去開催時のイベントテーマをまとめてご覧いただけます。

直近開催のイベントはこちら!

SalesZine & Beyond 2025

2025年10月23日(木)12:30~17:45

SalesZine ニュース

エフ・ディー・シー、Salesforce導入支援サービス「SFSolution」の提供を開始

  • Facebook
  • X
  • note
  • hatena

 エフ・ディー・シーは、25年以上にわたる開発実績・知見を活かし、Salesforceを活用し企業のDXを支援する「Salesforce導入支援(SFSolution)」の提供を開始した。

 また、同社は同サービス提供開始にあたり、自社決済システムをSalesforceでDX化し、業務改善に成功した事例を公開した。本事例で培った成果を出すノウハウを、SFSolutionを通じて顧客に提供し、DX推進をサポートする。

エフ・ディー・シーにおける導入事例

導入前の課題と導入

 Salesforce導入以前、エフ・ディー・シーでは見積書や請求書などの営業関連書類の申請・承認に、すべて紙と押印を用いていた。多い月では200件以上の書類を処理する必要があり、次の課題が顕在化していた。

  • 決裁の停滞:リモートワーク導入後、決裁者が不在のために承認が止まり、緊急案件でも承認に2~3日、長い場合は1週間かかるなど、ビジネスのスピードが低下していた。
  • 情報分散:営業書類がExcelや既存の受発注システムなど複数のツールに分散し、必要な情報へのアクセス性や集計効率が悪かった。

 こうした状況から、同社では「押印文化からの脱却」と「情報の一元管理」をDXのテーマとしていた。

 複数の製品を比較検討した結果、エフ・ディー・シーは「スピード感」「コスト」「セキュリティ」のバランスを評価し、Salesforceの導入を決定した。

  • 開発:社内の知見を活かし、Salesforceのノーコード開発機能を活用。要件定義からプロトタイプ稼働までを約3ヵ月、本稼働までを含めて約6ヵ月で完了し、従来のスクラッチ開発と比べて開発期間を短縮した。
  • コスト削減:Platform Starterを基盤とし、運用ノウハウを徹底することで、同規模のスクラッチ開発と比較してコスト削減を見込んだ。

部門別の導入効果

 Salesforceで決裁システムを構築した結果、営業・経理・経営層の各部門で具体的な効果が現れている。

  • 営業部門:外出先からでも承認状況を確認できるようになり、決裁スピードが向上した。スピーディーな顧客対応や、過去データの検索性向上による提案の質と効率の向上に寄与した。
  • 経理部門:紙ベースや複数システムからの「転記ミス」を削減した。情報の一元管理と自動連携により、月末の締め処理や月次決算のスピードが上がり、業務負荷が軽減した。
  • 経営層:リアルタイムで売上や契約状況を把握できるようになったことで、経営判断の機動力とスピーディーな意思決定を実現した。コロナ禍のような緊急時でも業務を止めない事業継続性(BCP)の観点からもメリットとなった。

 これらの自社の経験と背景から、エフ・ディー・シーはSalesforce運用による企業の業務効率化を支援するサービスSFSolutionのリリースに至った。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
  • hatena
関連リンク
この記事の著者

SalesZine編集部(セールスジンヘンシュウブ)

編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • note
  • hatena
SalesZine(セールスジン)
https://saleszine.jp/news/detail/7804 2025/11/11 13:00

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング

年間スポンサー

AD