クラウドERP「ZAC」を提供するオロは、Salesforceと連携できるオプション機能を新たに提供開始したことを発表した。

新機能「Salesforce連携オプション」の概要

営業活動の詳細を管理するSalesforceと、請求・売上・発注などの経理・経営情報を管理するZACを、API設定なしで連携させることが可能。システム間の二重入力やデータの分断を解消し、一気通貫での業務管理を実現する。
活用のポイント
1.Salesforceで登録した商談をもとに、ZACの案件を自動作成
Salesforceで新しい商談を作成すると、データが自動連携され、ZAC上にも同様の案件データが作成される。これにより、システム間での二重入力の手間や登録ミスを削減できる。さらに、営業活動の進捗に応じて更新されるSalesforce内の情報も、自動でZACに同期されるため、営業担当者が本来の業務に集中できる環境を可能にする。
2.APIコネクタ・連携フローテンプレートを提供
非エンジニアでも連携を行えるように、「APIコネクタ」と「連携フローテンプレート」を提供する。ZACとSalesforceの連携で複雑な設定や連携開発を行う必要なく、利用を開始できる。
3.ZACのマスタデータとSalesforceの項目を同期し、メンテナンスを効率化
ZACのマスタ情報とSalesforceのカスタム項目を連携することで、メンテナンス業務を効率化できる。ZACに登録された組織・部門情報や売上セグメント情報などのマスタ情報に変更があった場合、ZACのマスタデータを更新するだけで、Salesforceのカスタム項目にも自動で変更が反映される。これにより、都度発生するメンテナンス作業を削減し、データを活用した業務運用を後押しする。