UPWARDは、提供するフィールドセールス向け活動管理クラウドサービス「UPWARD」が、コンピューター周辺機器の製造や販売などを展開するローランド ディー.ジー.社に導入されたことを発表。2016年の導入以降「UPWARD」で訪問以外の業務時間を削減、1年間で訪問活動数が225%となり、サービス収益も拡大したという。
ローランド ディー.ジー.社のカスタマサポートは、日々保守点検や顧客フォローで顧客先への訪問活動を行っており業務の6割がその活動へ費やされていた。空いた時間で近隣の顧客にも訪問しようとした際、外出先での訪問先選定や帰社後の日報作成に時間を要することに課題を感じており、新たな仕組みの導入を検討していたとのこと。顧客情報を地図上で確認できるツールを検討し、いくつかのツールを試すなかでUPWARDを評価した点は下記だという。
- 操作がとてもわかりやすかったこと
- Salesforce管理の顧客リストが地図上でマッピングされ、閲覧しやすいこと
- 訪問するというアクションに紐づけて顧客情報を活用できる便利さを感じたこと
- 訪問活動を入力する画面やかんたんに入力できる操作感
導入効果
●訪問先選定時間が30分から5分に短縮
営業現場での「ついで訪問」の選定時間が1件あたり30分程度から5分に短縮され、「ついで訪問」だけではなく、通常の顧客活動のリストアップも条件を設定するだけで地図上から閲覧でき、大幅な計画時間の削減につながった。
●訪問実績数が前年度比225%UP
計画時間の削減効果で、これまで以上に効率的に顧客訪問が可能となり、訪問数実績は2016年から2017年の1年間で225%、2018年までの2年間で400%と大幅なアップとなった(西日本エリアでのデータより)
●結果として、製品売上関与140%UP
訪問実績数の大幅アップにより、製品売上関与も140%アップ。
●活動報告時間が1/3に削減
UPWARD導入後は、紙の日報を廃止し、スマートフォンで日報作成する業務フローに移行したことで活動報告時間が1/3に削減でき、多くの顧客を回った際などには、数時間分の削減効果につながった。