データ統一クラウド「Srush」を提供するSrushは、リベロがデータ活用の効率化・高度化を目的にSrushを採用したことを発表した。
導入の背景
2021年のマザーズ上場以降も堅調に事業成長していたリベロは、さらなる成長に向けて社内データ基盤を作ることを決定した。他社製のBIツールを導入するも、全社統一でデータ活用を進めたいという考えから、使いやすいデータ統一クラウドSrushの採用に至った。
導入前の課題と、導入後の成果
導入前の課題
- モニターの大きさにかかわらず、ビジュアルのサイズが統一されているため視認性が悪かった
- データ修正時に元データのアップロードとダウンロードが複数回発生して手間だった
- BIツールのサポート対応の遅さに課題を感じていた
選んだ理由
- 従来のBIツールと比べてわかりやすいUI/UX
- ビジュアル化機能だけでなく、データ加工機能も備えていたためSrush上で作業が完結した
- 営業担当を含め、サポート体制がよく信頼できた
導入後の成果・効果
- データに沿ったビジュアル化により分析のレベルが向上
- 部署ごと、レイヤーごとに視認性があるダッシュボード作成を実現
- 従来のBIツールでは必要だった可視化前のExcel加工が必要なくなった
リベロ 経営企画部部長 黒川正眞氏・経営企画部課長代理 有坂咲香氏のコメント
Srush導入の背景には、従来のBIツールでは解決が難しかった複数の課題がありました。具体的には、複数の元データに毎回修正を加えてからBIツールにアップロードする必要があったり、UIが当社のニーズに合わず、適切な機能にたどり着くまでに時間がかかってしまったりといった問題です。また、サポート対応が遅く、問い合わせへの回答に1〜2週間かかることがあり、その結果、システム構築作業が滞ることが頻発していました。
そんな中、Srushに出会い、「これなら問題が解決できる」と感じました。もともと、BIツールは使い慣れるまでに時間がかかる難易度の高いツールだと思っていましたが、Srushなら作業者を気軽に増やし、プロジェクトを効率よく進められると感じました。さらに、その後の運用の生産性も向上させられるのではないかと期待しました。
Srushの大きな魅力は、優れたUI/UXを持ち、データ加工から可視化までの一連の作業をワンストップで完結できる点です。従来のBIツールでは、視認性やデータ加工の自由度に制約があり、特にエクセルでの事前作業が必要だった可視化プロセスは煩雑で、時間と手間がかかっていました。しかし、Srushはデータに基づいて最適なビジュアルを自動的に推奨する機能があり、簡単に高度なデータ分析が可能です。また、Srushではタブ内で画面をスクロールできるため、複数のビジュアルを配置しても視認性が損なわれることがありません。現在は部署ごとにタブを分けているため、どこを見ればよいか一目で分かるようになっています。
データ加工の自由度もSrushの大きな強みです。豊富な関数やデータ結合機能により、データのカスタマイズが容易に行え、従来のBIツールで感じていた制約や手間が大幅に軽減されました。さらに、Srushのサポート体制も非常に充実しており、問題が発生した際には迅速な対応が得られる点も高く評価されています。Srushの営業担当者が会社のニーズに沿った提案をしてくれたことや、サポート担当者のレスポンスが迅速かつ丁寧であったこと、使いやすいUIも相まって、無事に導入を開始できました。
現在は、部長以上の役職者にSrushを展開しており、最終的には営業やコールセンターなど各部署が全社的にSrushを活用し、業務を効率的に進められる環境を整えることが目標です。経営層としては、経営判断をより迅速かつ的確に行うため、全社的な状況を一目で把握できるダッシュボードを実現し、事業成長につなげたいと考えています。