immedioは、提供する商談獲得自動化サービス「immedio(イメディオ)」および展示会ソリューション「immedio Forms(イメディオフォームズ)」について、hacomonoに導入されたことを発表した。
導入の背景
hacomonoは、月額型店舗における予約・決済や入会手続きを顧客自身のPCやスマホ端末からオンラインで完結させることで、店舗での事務手続きや支払い手続きを削減するクラウドサービス「hacomono」を提供している。
「immedio」導入前の同社では、もともと別の商談日程調整ツールを使用していたが、フィットネスやゴルフ、サウナ、スクールというような顧客の事業領域だけでなく、顧客の事業の展開規模も加味してフィールドセールスを振り分けるといった細かい調整ができないことに課題を感じていた。加えて、人的リソースの観点からも「スピーディーに取り組め、工数をかけずにPDCAサイクルを回すことができる」ツールを探していた。
「immedio」導入後の変化
(1)「immedio」上で獲得する商談の案件化率が76%まで上昇
ヒアリングフォームへの遷移の仕方や、顧客情報に合わせてモーダルを表示するか否かの設定などを行ったことで、案件化率76%まで上昇した。
(2)Pardot連携により、温度感が高くない顧客への積極的なアプローチを実現
同社は今まで、ウェブ訪問リードはシグナルがあったタイミングで架電することで商談獲得を図っていた。ウェブ訪問に関しても、営業時間外やインサイドセールスの稼働時間外に発生するリードは翌営業日に対応していたが、初回接触に時間がかかり、顧客の温度感がさらに下がってしまう機会損失が発生していた。
「immedio」のPardot連携機能により、資料請求しない顧客や一度も商談になっていない顧客に対しては、商談予約ではなく電話予約にうながす対策を取った。電話が取れる時間を顧客側で指定できるようになり、初回接触に時間がかからなくなった。
「immedio Forms」導入後の変化
「immedio Forms」を導入した直後の展示会において、現地での商談獲得目標数を10件に設定。その結果、27件の商談を獲得し、達成率が270%となった。展示会リードに即日対応できるようになり、リードのあと追いもスムーズに行えるようになった。
hacomono インサイドセールス SDR チームリーダー 竹内詢氏のコメント
新ツールの導入を検討していた当時、社内にメンバーが潤沢にいる状況ではなく、私自身もマネジメント業務ではない1プレイヤーとして掘り起こし架電を行っていました。その状況の中で新しいシステムを導入したとしても、メンバーがそのツールに集中してPDCAサイクルを回せる状況ではありませんでした。
ただ、業務のPDCAサイクルを回すための新しい取り組みはしたいと思っており、「多機能でいろんなことができる」よりも「スピーディーに取り組め、工数をかけずにPDCAサイクルを回すことができる」ツールを探していました。
多機能でいろんなことができるツールというのは山ほどあったのですが、私たちが求める「スピーディーに、かつ工数をかけずにPDCAサイクルを回せる」といった条件を満たすのがimmedioだけだったので、最終的に導入を決めました。
immedioではシンプルに設定を変えられる、かつ管理画面も見やすいので、私自身が持っている業務をメンバーに移管できるようになったり、日々のPDCAサイクルも回しやすくなったという実感があります。