データ統一クラウド「Srush」を提供するSrushは、Anyflowが提供する「Anyflow Embed」と連携し、90種類の連携先追加、データ転送機能を新たに実装した。今後は、Srushのオールインワンかつノーコードの体験に本機能を加え、より多くの企業がデータ分析の基盤構築・活用を容易に実現できる社会を目指す。
Anyflow Embed採用、連携の背景
Srushは、データ分析を始めるのに必要なものを提供するオールインワン型のクラウドサービス。分析を始めるまでに必要だったデータ抽出や加工の開発作業を必要とせず、サービス上で各種データベースと連携することで、かんたん・すぐにデータ分析を始めることができる点、データエンジニアリングやSQLといった専門スキルが不要な点が特徴。
今回、国内企業様のデータ分析体験を向上するために、Anyflowが提供する「Anyflow Embed」の採用を決定した。
Anyflow Embedを採用することで、国内ソフトウエアを導入している企業の要望に対応できるようになり、またコミュニケーションツールや別の場所にデータを転送することでさらなる“データの民主化”という価値を提供することが可能になった。
また、先日連携を発表した、Snowflake社が提供している「Snowflakeデータクラウド」、アマゾン ウェブサービス社の「AWS QuickSight」と組み合わせることで、国内外を問わないデータの収集から分析、データ転送までの一連のプロセスをワンストップでスムーズに行うことが可能になった。
国産ソフトウエアを中心にデータ連携先90種類拡充
会計ソフトウエア、人事労務ソフトウエアなどを中心に拡充したことにより、国内外問わずあらゆるソフトウエアやデータベースにあるデータをSrushで扱えるようになった。
データ転送機能実装
Srushで作成したデータの送信・通知・別サービスへ登録する作業が完全自動化される。各部署への展開やデータベースの書き換えなどがより容易かつスムーズに行えるようになった。
担当者のコメント
株式会社Srush 取締役CTO 山崎康久氏
「SrushとAnyflowが連携することでデータ統合の新しい可能性が生まれました。このパートナーシップは、私たちの技術力とAnyflowの優れたSaaS連携機能を組み合わせることで、お客様にかつてないデータ統合ソリューションを提供するものです。この連携により、企業が直面するデータ統合の難題を解決し、ビジネスプロセスをさらに効率化することが可能になります。私たちはお客様のビジネス成長を支援し、一緒にデータ駆動の未来を築いていくことを楽しみにしています」
Anyflow株式会社 代表取締役CEO 坂本蓮氏
「Anyflowは、APIを活用し人の時間を創るためのプロダクトラインナップを提供しています。『Anyflow Embed』は、自社プロダクトにSDKを埋め込むことで顧客にAPI連携を最短1週間で提供可能にする組み込み型iPaaSです。
データ統一クラウド『Srush』に『Anyflow Embed』をAPI連携基盤として採用いただき、更に多様なデータ分析体験を提供することが可能となりました。
このパートナーシップによって、『Srush』を通じて、データ分析とビジネスプロセスの効率化を推進する一助となれることを楽しみにしています」