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営業の仕事は「売る」ことなのか? 「Buyer Enablment」をめぐる冒険

2024年7月12日(金)13:00~18:20

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「exaBase 生成AI powered by GPT-4」、企業の独自データの蓄積・参照が可能に

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 エクサウィザーズは、企業向けChatGPTサービスの「exaBase 生成AI powered by GPT-4(以下、exaBase 生成AI)」に、社内外の独自情報を取り込んだ、専用の生成AI環境を利用できる機能を提供する。

新機能の提供目的

 今回の新機能は、顧客が保有し日常業務で活用している情報をexaBase 生成AIから利用できるようにするもの。

 具体的には自社商材、顧客提案資料、社内規則などの規程類、競合調査といったデータに対する問い合わせ回答や情報の生成が可能になる。PDFなどに収録したこれらの「独自データ」のファイルをアップロードするだけで設定が完了し、生成AIを活用した専用の環境を容易かつ迅速に構築できる。

 本機能では社内外の重要情報を扱うことから、データに対するセキュリティやプライバシーへの対応も強化する。マイクロソフトのクラウドサービス「Azure OpenAI Service」の日本国内にある東日本リージョンを活用することで、独自データの蓄積に加えて生成AIの処理も日本国内で完結。今後、exaBase 生成AIで利用するAPI は、すべて同リージョンに置き換えていく予定。

独自データ活用の主な特徴

  • 多様なファイル形式に対応:PDF、CSV、TXT形式のデータに対応し、随時アップロード可能なデータ形式を追加していく。
  • 企業や部署単位で共有範囲を管理:アップロードした情報は、企業全体もしくは部署などのグループ単位での共有を選択できる(当初は企業全体での共有で提供)。
  • プライバシーとセキュリティを確保:対象の独自データは日本国内において契約企業のみが参照できる情報として蓄積し、生成AIの処理はAzure OpenAI Serviceの東日本リージョンで実施。
  • 高速かつ的確な検索:アップロードする独自データは、生成AIから利用できる形式に最適化したうえで蓄積する。exaBase 生成AIに入力したプロンプトから、意味合いが近い情報の高速かつ的確な引き出しや情報の生成が可能となる。
exaBase 生成AIの独自データ活用機能。アップロードした情報には、左側のウィンドウでアシスタントとして選択しアクセスする(本図は利用イメージであり、提供時には変わる可能性がある)。

その他の機能強化

 次の新機能を2023年9月中に順次導入する予定。

(1)プロンプトテンプレート

 生成AIサービスへの命令となるプロンプトについて、仕事に活用できるひな型となるテンプレートを搭載。exaBase 生成AIの画面から、主要な業務ごとに適切なプロンプトを選んで活用できる。顧客側で独自のプロンプトテンプレートを登録・管理できる機能も追加予定。

(2)プロンプト活用の実践チュートリアル

 エクサウィザーズのプロンプトエンジニアが開発した「生成AI魔法学校〜実践チュートリアル」を追加料金なしで利用できる。exaBase 生成AIを使用中の有料ユーザーが対象。業務の生産性向上から事業開発のためのアイディア検討まで、実際にプロンプトを入力しながら、実践力の向上を図る内容となっている。

 また、2023年7月には大量のテキストデータを利用できる「GPT3.5-turbo-16k」に対応し、従来の4倍の1万6,000ワード、日本語の2バイト文字であれば8,000ワードの入力が可能となった。なお、米オープンAI社のAPI仕様によって、実際に入力できる文字数は8,000ワードよりも少なくなる。

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