一般社団法人オンラインコミュニケーション協会は、Z世代(26歳以下)の営業職104名に、オンライン営業で感じる不安等に関する調査を実施した。
調査概要
- 調査概要:オンライン営業の絶望調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2023年1月31日~2月2日
- 有効回答:Z世代(26歳以下)の営業職104名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。
調査結果
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Z世代の5割以上、オンライン営業で不安・焦りなどを抱いた経験あり
「Q1.あなたはオンライン営業において、不安や焦り・無力感など絶望に近い感覚を持った経験はありますか」(n=104)と質問したところ、「非常にある」が10.6%、「ややある」が42.3%となり、合わせて5割以上(52.9%)が不安や焦り・無力感など絶望に近い感覚を持ったことがあると回答した。
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絶望に近い感覚を持った場面、「言いたいことが中々伝わらない」が6割
Q1で「非常にある」「ややある」と回答した人に、「Q2.オンライン営業において、特にどのような時に絶望に近い感覚を持ちましたか(複数回答)」(n=55)と質問したところ、「言いたいことが中々伝わらない」が60.0%ともっとも多い回答となった。次いで「相手からのリアクションがない(45.5%)」「相手とのアイスブレークがうまくいかない(38.2%)」などが続いた。
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「お客様との会話が途切れてしまう」などの声も
Q1で「非常にある」「ややある」と回答した人に、「Q3.オンライン営業において、絶望に近い感覚を持った具体的なエピソードについて、自由に教えてください(自由回答)」 (n=55)と質問したところ、41の回答を得た。
<自由回答・一部抜粋>
- 26歳:お客様との会話が途切れてしまい相手になかなか伝わらない。
- 23歳:喋るタイミングが重なったりして、自由に喋るのが難しい。
- 26歳:相手の顔が見えない状態で、こちらが話していることに反応がないとき。
- 26歳:伝わったのか伝わっていないのかよくわからない。
- 26歳:実際に見てもらわないとわからないものだと伝えにくい。
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相手からのリアクションがないとき、7割以上から「不安」「気まずい」との声
Q2で「相手からのリアクションがないとき」と回答した人に、「Q4.その時のあなたの心境として、どのようなものがありましたか(複数回答)」(n=25)と質問したところ、「不安」が72.0%、「気まずい」が72.0%、「焦り」が40.0%となった。
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約4割が、相手に対して「ちょっと失礼だな」と感じた経験あり
「Q5.オンライン営業をする中で、相手に対して『ちょっと失礼だな』と感じた経験はありますか」(n=104)と質問したところ、「非常にある」が7.7%、「ややある」が30.8%となり、合わせて約4割(38.5%)が相手に対して失礼だなと感じた経験があると回答した。
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失礼だと感じた人の特徴「常にカメラをオフ」が52.5%で最多
Q5で「非常にある」「ややある」と回答した人に、「Q6.オンライン営業をする中で、失礼だと感じた人の特徴を教えてください(複数回答)」(n=40)と質問したところ、「常にカメラをオフにしている」が52.5%ともっとも多い回答となった。次いで「リアクションがない(47.5%)」「自分の発言を遮って発言する(40.0%)」などが続いた。
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「途中から他の作業をしている」などの声も
Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q7.Q6で回答した以外に、オンライン営業において失礼だと感じた人の特徴があれば、自由に教えてください(自由回答)」(n=40)と質問したところ、24の回答を得た。
<自由回答・一部抜粋>
- 24歳:途中から他の作業をしている。
- 23歳:スマホをいじりながら話を聞いている。
- 23歳:服装が部屋着。
- 26歳:カメラは映っているのに本人が入っていない。
- 24歳:雑音が多い。
- 25歳:雑音が入ってるにも関わらず話す声が小さく聞き取れない。
- 25歳:ずっとカメラと音声がオフになっていた。
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約7割が、今後の営業活動は「対面」が良いと回答
「Q8.今後の営業活動は、対面とオンラインどちらの方が良いと思いますか」(n=104)と質問したところ、「対面」が70.2%、「オンライン」が15.4%となった。
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対面営業を希望する理由、「信頼関係を築きやすいから」が約7割
Q8で「対面」と回答した人に、「Q9.対面での営業活動を希望する理由を教えてください(複数回答)」(n=73)と質問したところ、「対面の方が信頼関係を築きやすいから」が69.9%ともっとも多い回答となった。次いで「オンラインでのコミュニケーションが難しいから(53.4%)」「対面の方が相手の感情を読み取りやすいから(45.2%)」などが続いた。
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オンライン営業を希望する理由、「移動の時間を削減できるから」が56.2%
Q8で「オンライン」と回答した人に、「Q10.オンラインでの営業活動を希望する理由を教えてください(複数回答)」(n=16)と質問したところ、「移動の時間を削減できるから」が56.2%ともっとも多い回答となった。次いで「接待等、営業活動に付随した慣習がないから(37.5%)」「オンラインでの商談を望む顧客が多いから(31.2%)」などが続いた。