キャリアインデックスは、SaaS領域をさらに強化し、求人情報をもとにした営業支援ツール「Leadle(リードル)」において、人材派遣業界の営業活動を支援するオプション機能「派遣先レコメンド」をリリースしたことを発表した。
リリース背景
同社は、提供するSaaS型営業支援クラウドサービス「Leadle」、「Leadle LMT(リードル・リードマネジメントツール)」の顧客へのヒアリングの中、とくに顧客比率の高い人材派遣業界の営業現場から調査業務の効率化に高いニーズがあることを受け、Leadleと併用することで営業効率をさらに高められるサービスとして「派遣先レコメンド」を開発した。
矢野経済研究所の「2022年版 人材ビジネスの現状と展望 PART1 総合人材サービス編」によると、人材ビジネス主要3業界(人材派遣業、人材紹介業、再就職支援業)の市場規模は、事業者売上高ベースで、2022年度は10兆1,567億円(前年度比6.6%成長)の見込みであると予測されている。また、総務省の国政調査によると日本国内の生産人口は2020年から2040年にかけて19.3%減少すると予測されており、人材派遣業界においても、人手不足をカバーするためのDX化の需要はさらに強まると推測される。
機能の概要
「派遣先レコメンド」では、Leadleの保有する求人情報を分析し、派遣ニーズの高い企業のアタックリストを作成。
従来、派遣会社の営業担当は、競合他社の派遣先調査や派遣人材ニーズの高い企業の調査を1社1社ウェブで検索して行っていたが、今回リリースした機能を活用することで、条件によっては数百社ほどを1回の検索で調査できるようになり、派遣会社の調査業務を効率化することが可能となる。