Sansanは、アナログな紙書類に依存した業務で発生する「トラブルあるある」をまとめた「紙トラブル番付」を発表した。
「紙トラブル番付」は、請求書、契約書、注文書、名刺といった紙書類を扱う業務に携わる1,000名のビジネスパーソンを対象とした調査をもとに、頻繁に発生している計10種類のトラブル事象を相撲の番付形式で東西の横綱、大関、関脇、小結、前頭にまとめたもの。
今回の調査の中で、6割以上のビジネスパーソンが「紙の書類があることで、業務上の非効率が生じている」と回答。「2023年はもっと業務のデジタル化やDXを推進してほしい」との声も8割以上から寄せられ、業務上の課題となっていることがわかった。
また、多くのビジネスパーソンがこのような課題に悩まされている実態を受け、紙トラブルをお祓いし2023年のDX推進を祈願するイベント「Sansan DX祈願祭」を、12月20日(火)・21日(水)に東京・神田明神にて開催予定。
「紙トラブル番付」
【東】横綱:なんちゃってオンライン請求書
データで届いた請求書を紙に印刷・押印、その後スキャンしてデータ保存・メール送付等を行う非効率なやり取り。
【西】横綱:契約書迷子
過去に締結した契約書の中から特定の物を参照したい時に、書類・ファイルが膨大にあり見つからない、探すのに苦労する。
【東】大関:請求書スタンプラリー
請求書の支払い承認印を役職順にもらう規定があり、押印依頼で社内を駆け回る。
【西】大関:名刺大捜索
もらった名刺が整理できておらず、連絡を取りたい時に名刺の山を捜索する。
【東】関脇:FAX注文書 安否確認
FAXで注文書を送付後、無事届いたかどうか、別途電話やメールで相手先に確認する。
【西】関脇:神隠し請求書
紙で受領した請求書が紛失・行方不明になり、経理への提出期限を過ぎてしまう。
【東】小結:難読FAX注文書
FAXで届いた注文書の手書き文字が、雑で汚くて判読不能。
【西】小結:契約書押印ストレス
契約書に押すハンコは失敗が許されないため、押印する時に異常に緊張する。
【東】前頭:メアド打ち込み目視確認
名刺交換した相手にメールを送る時に、メールアドレスを打ち間違えそうになる。
【西】前頭:契約書ハンコ出社
上司・決裁者や法務のスケジュールに合わせて、契約書の押印業務のためだけに出社する。
調査概要
- 調査名:「紙書類のトラブルに関する調査」(本調査における紙書類とは、請求書、契約書、注文書、名刺を指します)
- 調査方法:オンライン上でのアンケート調査
- 調査地域:全国
- 調査対象:ビジネスパーソン男女1,000名
- (法人営業、購買・営業企画、総務・法務・経営企画、経理・財務 各250名)
- 調査期間:2022年11月2日~2022年11月7日
- 調査企画:Sansan株式会社