ShiruBeは、mintをリードインベスターにW fund、宇佐美峻氏を引受先とした第三者割当増資により、シードラウンドにて計4,100万円の資金調達を実施したことを発表した。
新型コロナウイルス感染症の流行によるテレワークの導入等により、高い生産性を実現する組織のあり方が変化した。このような状況の中、日本の労働生産性はアメリカの約6割、主要先進7ヵ国で1970年以降最下位であり、その要因のひとつとして「従業員の自律性の低さ」が課題に挙がっている。
こうした背景を踏まえ、ShiruBeは、自律的な組織づくりを支援するために“哲学”に着目。今の時代に必要な哲学を一般化し組織開発に実装する第一歩として、「考える」を習慣化するマネジメントプラットフォーム「哲学クラウド」の開発・運営を開始した。
哲学クラウドの正式版リリースおよび導入企業数拡大を見据え、プロダクトUXおよびオペレーション体制強化によるサービス品質のさらなる向上と、事業拡大に伴う積極採用と組織構築を目的に、シードラウンドでの資金調達を実施した。
資金使途
哲学クラウドのハード面の強化
インハウス・フィロソファーが哲学史上の議論と紐付けて分析する「哲学アナリティクス」により可視化された、従業員1人ひとりの哲学をデータベース化し、タレントマネジメントや組織診断への活用を実現
哲学クラウドのソフト面の強化
インハウス・フィロソファーが分析を行うプロダクト上での「哲学アナリティクス」およびリアルでの「哲学セッション/哲学コンサル」のシームレスなオペレーション体制を構築し、実行性の高い支援を実現
採用活動の強化
CTO、COO、エンジニア、セールス、UI/UXデザイナー、インハウス・フィロソファーの職種で正社員や業務委託メンバーなど雇用形態に関わらず積極採用し、2023年春頃までに20人規模の組織を目指す