ブロードリーフとSALES GOは、資本業務提携を締結したことを発表した。ブロードリーフがSALES ROBOTICSからSALES GOの株式を取得(子会社化)したことで、SALES GOはブロードリーフグループに参画する。
ブロードリーフは、2022年2月に公表した中期経営計画(2022-2028)において「モビリティ産業のDX推進を通じてオンリーワンのプラットフォームカンパニーに進化」を経営方針に策定。重点施策のひとつである、クラウド基盤「Broadleaf Cloud Platform(以下BCP)」の開発キット(SDK)を使用する3rdパーティの連携先の拡大に取り組んできた。
一方、SALES GOはインサイドセールスDXツール「SALES GO ISM」を開発・提供。SaaSプロダクト拡販、および開発に関するナレッジを有し、約40名のエンジニアが在籍している。 今回の提携により、BCPとSALES GO ISMが連携を開始。BCP上で稼働するモビリティ産業向けクラウド「.cシリーズ」に、インサイドセールス・営業支援に特化したCRM機能が搭載される。「.cシリーズ」の基幹システムとしての価値向上が見込まれ、ブロードリーフの従来の顧客層に加え、カーディーラーへの展開も可能となる。
今後はSaaSの開発・運用ナレッジや顧客情報資産といった両社の強みを組み合わせ、モビリティ産業の事業者をはじめ、あらゆる業種の顧客の業務効率化から営業活動に至るまでトータルで支援できる体制を強化。さらなるシナジーを創出し、両社の事業の発展と顧客満足の向上を目指す。