リンナイとドリーム・アーツは、リンナイが営業活動における紙・Excel業務のデジタル化基盤に大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB」を導入したことを発表した。
リンナイでは企業体質の変革を掲げ、収益力のさらなる向上を目指しており、高付加価値商品戦略と徹底したコスト削減を推進。その一環として、営業活動における紙・Excel業務の削減や経理業務におけるペーパーレス化など、全社的な業務デジタル化基盤の導入検討を開始した。
複雑な業務フローをデジタル化するために十分な機能と、現場(非IT)部門自らデジタル化を実現できるシステムを重視してシステムを比較検討した結果、SmartDBが採用された。選定基準すべてとマッチしたことや、今回のデジタル化対象業務に限らず全社のノーコード開発基盤としても活用できると判断されたことが採用の決め手となった。
まず、2022年8月から営業部門内の稟議申請においてSmartDBでの運用を開始する。その後は会計伝票管理もSmartDBによる運用を開始し、対象部門を拡大しながら2023年を目標に完全に切り替える予定。SmartDBの導入効果として、営業活動の合理化、年間2,300時間の工数削減(稟議申請・会計伝票管理、ふたつの業務をSmartDBで運用した場合)を見込んでいる。
リンナイ 常務執行役員 営業本部長 兼 営業部長 白木 英行氏からのコメント
リンナイは2020年に創業100周年を迎えました。2021年からの100年を新時代(New Era)と捉え、事業規模の拡大(Expansion)と企業体質の変革(Revolution)を通して、社会課題解決への貢献(Advancement)を図ります。
SmartDB(R)の導入は脱Excel・紙を現場部門自らが急加速させるのに役立ち、中期経営計画で掲げている「収益力の強化」を実現するための「IT活用による業務効率化と間接コスト低減」につながると考えております。 また、ドリーム・アーツの掲げる「デジタルの民主化」という考え方には、リンナイとしても深く共感しました。 SmartDB(R)の導入によるデジタル化推進の取り組みが、リンナイにおける継続的な業務改善サイクルを構築するきっかけになると確信しています。
本プロジェクトを通じて、全社をあげてデジタルを活用して変革に挑む組織風土を醸成するため、ドリーム・アーツには“協創パートナー”として末長くご支援いただけることを期待しています。