Sansanが提供する法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」と、コンカーの経費精算・管理クラウド「Concur Expense」が機能連携を開始したことが発表された。
コンカーが本年6月に企業の経理・財務担当者を対象に実施した調査によると、「経費精算において不正のリスクを感じる」と回答した人は73%で、中でも適正性や相手先のチェックが難しい「接待交際費」について危機感を抱いている担当者が多いことが明らかになった。
両サービスの機能連携により、名刺情報がConcur Expense上に取り込まれ、経費精算申請時に「同席者情報」として検索・登録が可能に。正確な人物情報である名刺情報を同席者情報として利用することで、申請時の誤入力や不正を防ぐとともに、承認者は信頼性が担保されたデータに基づいた承認が可能になり、正確かつ効率的なチェック体制の構築と企業のガバナンス強化を実現する。
同連携で実現すること
- 名刺情報の連携による、同席者情報の正確性・信頼性の担保
- 承認基準の統一化により、属人的なチェック体制から脱却
- 正確なデータに基づいた接待交際費の分析