経済産業省が推し進める「J-Startupプログラム」の対象企業が採択された。今回の第3次選定では、新たに50社が選定され、モバイルSFAを提供するUPWARDや、音声解析AI電話を提供するRevCommなどのSales Tech提供企業も並んだ。
J-Startupプログラムとは「スタートアップの成功モデル」を創出し、革新的な技術やビジネスモデルで世界に新しい価値を提供することを目的とした経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラム。トップベンチャーキャピタリスト、アクセラレーター、大企業のイノベーション担当などが日本のスタートアップ企業約10,000社の中から企業を推薦し、外部審査委員会からの審査が行われたのちに「J-Startup企業」が選定される。
同プログラムでは企業を支援するコミュニティが構築され、民間支援機関・NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)・JETRO(独立行政法人日本貿易振興機構)・経済産業省による事務局が中心となり、「J-Startup企業」とサポーター、政府機関を結びつけた支援が行われる。また、JETROグローバルアクセラレーション・ハブ、Startupツアーなどを活用した「J-Startup企業」の海外展開に向けたサポートも予定されている。