ecbeingは、 BtoBサイトを安価かつスピーディーに構築することが可能なプラットフォーム「FIRMART」をリリースした。同サービスでは「費用的な面で構築に踏み切れない」「構築に時間が掛かる」「BtoBのカートサービスでは利用普及、将来性に不安を感じる」「セキュリティが心配」などの課題にアプローチする。
経済産業省が2021年に発表した「令和2年度 産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)報告書」によると、BtoB市場のEC化率は31.7%から33.5%に伸長し、受発注のオンライン化の進歩が推察された。また、BtoB ECの市場は約334兆円と、業種別に見てもEC化率の上昇がうかがえる。
このような背景の中で送られた「従来のパッケージ開発・スクラッチ開発のような大きなコストをかけられない」「まずはスモールにスピーディーに立ち上げたい」などのBtoBプラットフォームへの要望を受けて、同社は「FIRMART」のリリースに至った。
同サービスでは、BtoBに特化した標準機能の搭載に加えて、デザインテンプレートや小規模なカスタマイズにも対応し、導入企業の運用に合わせたサイト提案が可能。また、セキュリティ対策・機能においては、ecbeing BtoB版と同水準で提供される。
なお、オプション機能である「Webセールス・オフィス」を利用することによって、営業メンバーの代理ログインによる顧客のサポート・商品レコメンド・代理注文などが可能になり、お客様に対するサイトの利用支援・促進、サイトの活性化も可能。BtoBサイト運営における営業メンバーの参画も可能になり、営業活動のDX促進も支援する。