学情は、20代の仕事観や転職意識をひも解くために、アンケート調査を実施した。今回は、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」に関して調査を行った。
7割以上が「DXに取り組む企業」は「好感が持てる」と回答
「DXに取り組む企業」について、「好感が持てる」「どちらかと言えば好感が持てる」と回答した20代が74.4%。「好感が持てない」「どちらかと言えば好感が持てない」は4.0%に留まっており、「DX」への関心の高さがうかがえる。
「企業がDXに取り組んでいることを知ると志望度が上がる」と回答した20代が半数を超え
「企業がDXに取り組んでいることを知ると志望度が上がるか?」という質問に対し、「志望度が上がる」、「どちらかと言えば志望度が上がる」と回答した20代が52.5%となった。半数以上は、「DXに取り組んでいる企業」は、より志望したいと考えていることがわかる。
3割超が「転職活動において、企業のDXに関する取り組みを意識」
転職活動において、企業のDXに関する取り組みを意識すると回答した20代は36.8%。意識すると回答した20代からは、「企業の成長可能性の指標のひとつだと思う」「DXに取り組むことは必須だと思う」「効率的に働くことができ、よりクリエイティブなことに時間を使えると思う」といった声があがった。「現職はDXへの取り組みがなく、非効率な部分が多いことも転職理由のひとつとなった」と指摘する声もあった。
7割超が「DXに関するスキルや知識を身に付けたい」と回答
DXに関するスキルを「身に着けたい」「どちらかと言えば身に付けたい」と回答した20代が71.3%に。「DXに関するスキル習得」に意欲的な20代が多いことが判明した。「実際の業務で直接関わる機会があるかはわからないけれど、知識としては持っておいたほうが良いと思う」「転職で有利になると思う」「DXの知識やスキルと、これまでの経験や自身の専門性との掛け合わせで市場価値を高めたい」などの声があがっており、DXに関するスキルを習得することで自身の可能性を広げたいと考えていると推察される。
調査概要
- 調査対象:[20代専門]転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者
- 調査方法:「Re就活」にアクセスしたサイト来訪者に、アンケートのポップアップを表示
- 調査期間:2021年9月2日~2021年9月24日
- 有効回答数:223名