インターパークは、インターネット上で全国の営業職500名を対象に「テレワーク実施状況と今後のテレワーク実施意向に関する実態調査」を実施した。
56.8%が「テレワークを行っていない」と回答 昨年比で9.6%増
インサイドセールス導入企業を対象にテレワークの実施有無を尋ねると、66.7%が「テレワークを実施している」と回答。昨年比で13.3%減少しており、「出社」の流れにシフトしていることが読み取れた。
テレワークを実施できない理由として、43.8%が「お客様との商談」および「社内の打ち合わせ」によるものと回答。また、「社内でないとできない業務(紙書類対応・郵便物業務)」の存在も指摘された。なお、昨年はパソコンや電話環境、情報共有を行うためのツールなど「環境整備」が主な理由として挙げられていた。
「今後もテレワークを実施したい」は65.8% 否定派の7割超は40代以上
今後のテレワーク実施意向に関して尋ねると、「今後もテレワークを実施したい(出社と組み合わせて実施したい、を含む)」という回答は65.8%であった。また、「今後テレワークは行わず出社したい」という回答のうち、71.4%は40代以上が占めた。
「今後テレワークを行いたい(出社頻度週1回未満)」コメント
- 通勤時間が節約できる分、自身の仕事に集中することができるため、効率的な活動ができる。
- 取引先もテレワークを導入しており、出社しなくともなんら不都合がないことがわかった。
- プライベートと両立しながら仕事を進めることができ、日常生活にゆとりが生まれた
「今後テレワークは行わず出社したい」コメント
- 社内、社外ともに対面での会話がないと、なかなか仕事が進まない。
- テレワークだと怠惰になり、しっかりと仕事に取り組むことができない。
- 自宅・会社ともに環境整備がまだ追いついておらず、テレワーク実施が難しい。
調査概要
- 調査対象:全国における、現在営業職に就いている社会人
- 実施期間:2021年5月6日~5月9日
- 有効回答数:500件