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「業務のデジタル化を進めて欲しい」が9割超え コロナ禍入社の新入社員/アドビ調査

2021/06/07 05:00

 アドビは、2020年4月に新卒入社したビジネスパーソン500名を対象に行った業務のデジタル化と会社への満足度に関する調査結果を発表した。

 調査結果に対して、同社は「テレワークの実施頻度や企業のデジタル化への取り組み度合いが高い企業ほど、従業員の満足度が高い傾向にあることがわかりました。また、就活時の企業選定において、業務のデジタル化を進めていることが重要だと7割以上が感じており、企業がデジタル化を進めているかどうかが採用にも影響を与えていることも明らかになりました」と総括した。

「自社の業務のデジタル化は進んでいない」は6割

 業務のデジタル化による業務効率の変化を尋ねると、35.8%が「とても効率化される」と回答し、「どちらかというと効率化されると思う」と回答した46.2%と合算すると「効率化される」旨の回答は8割を超え。また、72.4%は業務のデジタル化推進が仕事のモチベーションにも影響すると回答していた。

 なお、社内のデジタル化推進度合いを尋ねると、「とても進んでいる」は9.8%で、約6割が「デジタル化は進んでいない」と回答した。また、約9割の回答者は「業務のデジタル化を進めて欲しい」と考えていることが明らかに。

 
 

 いまだにデジタル化ができていない社内の慣習を尋ねると、「社内書類や決済書の印刷と押印」が61.8%ともっとも多く、「社外向け書類や契約書などへの押印や郵送」も半数を超えた。

 

約3割が入社手続きをオンラインで実施 デジタル化への取り組みは人材採用にも影響

 雇用契約書のやり取りなど入社手続きの方法を問う設問では、「オンラインで実施した」は全体の31.6%であった。

 また、「仮に再度就職活動をするとしたら、企業のデジタル化への取り組み度合いは企業選定基準においてどの程度重要だと思うか」を尋ねると、22.2%が「とても重要」と回答。「どちらかというと重要だと思う」の48.6%と合算すると、70.8%がデジタル化の推進度合いが企業選定で「重要になる」ことが明らかに。

 
 

「(自社の)デジタル化は進んでいる」と感じる社員ほど会社への満足度が高い傾向に

 勤務先の労働環境への満足度を尋ねると、「業務のデジタル化がとても進んでいる」回答者は「とても満足している」が49%だったのに対し、「業務のデジタル化がまったく進んでいない」回答者が「とても満足している」と回答した割合は6.9%と、「企業のデジタル化への取り組み度合い」と「会社の満足度」に比例関係が見られた。

 また、テレワークの実施頻度にも満足度との相関関係が見られ、「テレワークを毎日実施している」回答者の中で「とても満足している」と回答した割合は37.2%であった。

 
 

アドビ マーケティング本部 バイスプレジデント 秋田夏実氏のコメント

 今回の調査から、テレワークの実施頻度や業務のデジタル化への取り組み度合いと、就業環境への満足度が比例することがわかりました。また、企業のデジタル化への取り組み度合いは、就職活動時の企業選びでも重要視されるということも明らかになりました。デジタル化の推進は、業務効率化・生産性向上に寄与するのみならず、採用の観点からも重要であると言えます。

概要

  • 調査名:「コロナ禍入社社員への企業満足度調査」
  • 調査方法:インターネット調査
  • 実施対象:500人(2020年4月に企業へ新卒入社した全国のビジネスパーソン)
  • 調査期間:2021年4月21日~2021年4月23日


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