福岡市で、自治体に特化したサービスを展開するホープは、生産性向上を目的とした業務の自動化・効率化の一環として、RPA(Robotic Process Automation)を試験導入したと発表。
同社は今期の成長戦略のひとつとして「生産性向上」を掲げている。具体的施策の一環として経理業務の一部(売上伝票起票、顧客マスタ管理)にRPAを導入する運びに。従業員が行っている業務を自動化し、効率化・短縮化すると同時に人的ミスを防ぐことで生産性向上を図るもので、導入前後において同業務の作業効率が約6割改善する見込み。
導入プロセスのノウハウ蓄積や将来のRPA自体に対する内部統制等のために主管部署は情報システム部門へ集約し、今後は全社的に展開することでさらなる生産性向上を目指す。
同社はこれまでも新部署の設立などによる営業部門の生産性向上を推進してきたが、業務の効率化により生み出された時間をより高付加価値な業務へ集中させ、収益性や労働意欲の向上にもつなげていくとのこと。