エンワールド・ジャパンは、 外資系企業とグローバルビジネスを展開する日系企業269社を対象に「新型コロナウイルス禍での企業の従業員サポート」関する調査を実施した
パフォーマンス維持・改善のための取り組み、1位は「在宅勤務のルール作成」
在宅勤務・リモートワーク環境下で社員のパフォーマンスの維持・改善のために開始した取り組みを尋ねると、「在宅勤務・リモートワークの規則/ルールの作成」がもっとも多く、外資系企業では52%、日系企業では66%であった。外資系企業と日系企業でもっともポイント差が大きかったのは「在宅勤務・リモートワークの働き方のコツ、ティップスの共有」で、外資系企業では38%、日系企業では21%と外資系企業が17ポイント上回った。
6割以上が心身の健康維持を目的に上司との定期ミーティングを実施(図9)
在宅勤務・リモートワーク環境下で社員の心身の健康維持・改善に向けた企業の取り組みを尋ねると「上司との定期的なミーティングの実施」が外資系企業では58%、日系企業では67%ともっとも多かった。日系企業が外資系企業の回答を9ポイント上回る一方、外資系企業では「専門家の相談窓口の設置」が39%と、日系企業を18ポイント上回った。
調査概要
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答数:全国269社
- 調査実施期間:2020年11月4日~10日
- 回答者所属企業:外資系企業 64%、日系企業 36%