ナビタイムジャパンの「NAVITIME」と法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」がAPI連携を開始した。2社の連携により、NAVITIMEのウェブサイト上で「Sansan」に登録されている名刺が一覧で表示される。
ウェブサイト上に表示された名刺を選択すると、名刺に記載された住所情報を元に、地図上でオフィスの位置を確認することができるように。また、選択した訪問先の住所は、そのまま出発地や経由地、目的地に設定することが可能であるため、公共交通機関、タクシー、徒歩を組み合わせたルート検索の円滑化を実現する。なお、検索したルートは、NAVITIMEのアプリ上で確認が可能だ。
従来は、営業活動などで客先に訪問する際、各訪問先の住所を確認して経路の検索を行う必要があった。しかし、今回の連携により、オフィスの住所確認からルート検索、音声案内までをNAVITIME上で完結することが可能になった。また、ルート検索では経由地の到着時刻・出発時刻の指定が可能になるほか、経由地前後の空き時間の確認や、周辺のカフェ・コンビニの検索も可能になるため、空き時間を考慮した訪問計画の作成に貢献する。