富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは、テレワークに伴うセキュリティリスクの可視化、リスクに対する具体的な改善策を立案する「テレワークセキュリティコンサルティング」の提供を開始した。同社はセキュリティコンサルティング事業にて培ったノウハウを生かし、ニューノーマル時代における安心安全なテレワーク環境の構築を支援する。
新型コロナウイルスの影響により、テレワークを前提とした業務変革に取り組む企業が急増している。しかし、十分なセキュリティ対策の検討が行われないままテレワーク環境に移行・運用している企業も少なくない。テレワーク環境を狙ったサイバー攻撃が増加していることから、セキュリティ対策は切迫した課題となっている。
本サービスでは、標準的なセキュリティのガイドラインに沿った提言に留まらず、可視化されたリスクに対しては、運営体制、情報資産、物理的・技術的な対策状況や、富士通グループにおける社内実践も踏まえた改善策を立案する。
テレワークへの移行時に十分なセキュリティ対策の検討ができなかった場合でも、本サービスを用いることで、客観的かつ多岐にわたってリスクを可視化できるため、的確なセキュリティ対策の計画が可能となる。なお、本サービスは早急にセキュリティ対策の見直しが必要なケースを考慮し、2か月間での実施を想定している。