富国生命保険がクラウド名刺サービス「Sansan」を導入したことを発表した。
Sansanの導入で、導入済みのCRMと連携することによる営業組織の強化、そしてサービスに新たに搭載された「オンライン名刺」の活用を通じてコロナ禍における新しい働き方を目指していく。今回の導入にあたっての狙いは次の通り。
Salesforceとの連携で正確性と網羅性の高い顧客管理
Sansanの導入と合わせてSalesforceの活用も開始し、両ツールの掛け合わせによる正確性と網羅性の高い顧客管理、活動管理の実現を目指す。
顧客情報を共有することによるきめ細やかなサービスの提供
生命保険業界は社内異動が多く、人脈の蓄積や引き継ぎの効率化が求められる。そうした中で社員の持つ名刺をデジタル化し、人脈情報の共有をシステマチックに行うことで、従来は属人的であった人脈情報の共有を抜け漏れなく効率化する。
名刺のデジタル化でペーパーレス化を推進
データ化された名刺情報は、各種モバイル端末からいつでもどこでも自由なアクセスが可能に。日常業務の効率化のみにとどまらず、セキュリティの向上、企業のBCP対策にあたってもデジタルを活用した働き方改革の後押しとなる。
オンライン名刺交換機能の活用
経団連が提言する「新しい生活様式」推奨のオンライン名刺交換オンライン商談やイベント開催時においても、これまでと同様に名刺交換を行うことが可能となり、コロナ禍においても受注率の向上への貢献が期待される。