LINE株式会社は、同社が運営するコミュニケーションアプリ「LINE」において、指定のURLにアクセスすればグループ通話に参加できる新機能「LINEミーティング」の提供を開始した。グループや複数人トークをベースとしているグループビデオ通話が、トークを作らずともURLにアクセスすれば、最大500名でグループビデオ通話ができるようになる。スマートフォン版「LINE」バージョン10.13.0、パソコン版「LINE」バージョン6.2.0以上で利用可能。
ミーティング作成者はトークルームからわずか2ステップでURLを発行し、URLを通じてLINEの友だちを招待するか、友だちとのトークにURLをシェアして、参加者にミーティングを開催することを伝える。参加者はミーティング開催時間に、指定のURLにアクセスするだけでグループ通話に参加可能。ミーティングの途中に新たな参加者を招待することもできる。いつも利用しているLINEで、オンライン会議など案件ごとに話したいビジネスシーンや、オンライン飲み会やお茶会などプライベートまで、スマートフォン、パソコンどちらからでも使えることが特徴となっている。
同サービスでは、スマートフォンの画面をシェアしたり、YouTubeを一緒に見ることができる「みんなで見る」機能や、エフェクトやフィルターを利用することが可能。エフェクトやフィルターは、別のアプリをダウンロードせずとも、スマートフォン版では106種類のエフェクト、41種類のフィルター、パソコン版では12種類のフィルターを利用できる。また、スマートフォン版・パソコン版ともに、初期設定にある画像と自分が設定した画像いずれも使える背景エフェクトも使って、ビデオ通話上の自分を演出しながらグループ通話を楽しむことができるという。
なお、同サービスは安心安全に利用してもらうため、18歳未満のユーザーと年齢認証を経ていないユーザーにはLINEミーティングの利用を制限。さらに、迷惑行為への対策として、32桁以上の複雑なミーティングURLを設定、URL以外の経路で通話に参加ができないような仕様となっており、URLを知らないユーザーが参加できないような仕組みとなっているとのこと。万が一、意図しないユーザーが参加したり、迷惑行為をするユーザーがいた場合、強制的にグループ通話から退出をさせることができる「Kick out」機能も利用できるという。