Sansanは提供する名刺アプリ「Eight」の新機能「スキルタグ」のリリースを発表。本機能は、AIが⾃動的にEightで管理する名刺の経験職種や職能から「スキル」を判別し、タグをつけ、名刺の⾃動整理や⼈脈活⽤をあと押しするもの。また、自身にもスキルタグが付与されるため、名刺交換相⼿に⾃分が持つスキルを伝えることが可能になる。
これまでは交換した名刺を整理するために、多くのユーザーが「ラベル」機能を使⽤してきたが、⼿動の作業に手間がかかっていた。また、社名や⽒名、電話番号など、名刺のデータを軸とした検索機能はあったが、「スキル」を軸とした検索機能はなかった。
スキルタグ活⽤のメリット
(1)⾃動で名刺整理
AIがEight上にある名刺に⾃動的にタグをつけるため、名刺整理の⼿間を省くこと。これまでの「ラベル」機能も「マイタグ」として引き続き使⽤可能。
(2)スキルを起点とした検索による⼈脈活⽤
スキルごとに名刺を参照できる「タグ検索」を活⽤すると、「法⼈営業」「インサイドセールス」「Webマーケティング」など、特定のスキルを持った⼈物を容易に探すことができる。プロジェクトを⽴ち上げる際に必要な知⾒を持った⼈物に声をかけたり、⼈を紹介してほしいと頼まれた際にすぐに候補者を出せたりと、⼈脈活⽤に役⽴つ。
(3)相⼿のスキルを把握することによる円滑なコミュニケーション
スキルタグは、現職のプロフィール名刺、キャリアサマリや過去のプロフィール名刺などから、総合的にAIによって判断・分類される。打ち合わせの前に相⼿をEightで検索するか、オンライン名刺交換を⾏い、相⼿のスキルタグを確認しておくことで、得意分野や前提知識などを推し量りながら、スムーズに会話を進めることができる。
(4)⾃⼰スキルの訴求によるビジネスチャンスの創出
スキルタグは⾃動的に付与されるだけでなく、⾃分⾃⾝で複数枚付与、または経歴・スキルにそぐわない場合は外すことも可能。タグ検索時に反映されるため、⾃分⾃⾝のスキルを過去の名刺交換相⼿にも知ってもらうことができ、ビジネスチャンスの創出につながる。
Sansan株式会社 Eight事業部 事業部⻑ 塩⾒賢治氏より
「全国で緊急事態宣⾔が解除されたことに伴い、経済が少しずつ動き出しました。withコロナ時代ともいわれる今、『新しいビジネスの在り⽅』として、デジタル化は全ビジネスパーソンにとって必要不可⽋なものとなっています。デジタル化のひとつでもある『オンライン名刺交換』を⾏う場合、名刺交換という⾏為そのものが紙からオンラインに変わったことが重要なのではなく、オンラインになることで、ビジネスのつながりが活⽤しやすくなり、⽣産性の向上や事業の活性化の⼀助になると考えています。スキルタグは、ビジネスのデジタル化を推進し多様な働き⽅のニーズに応える新機能です。Eightは、すべての⼈のビジネスをサポートすると共に、ビジネスシーン全体の活性化に役⽴てていけるよう、今後も進化を続けて参ります」