NTTデータはカードゲームを利用した社員向けRPA導入研修の提供を2020年3月1日より開始する。同社はコンサルティング・プロジェクトの経験をもとに、RPA業務アセスメントなどのノウハウをカードゲームに取り組み、現場向けの研修プログラムを開発した。
本カードゲームは、RPA導入未経験者の意見もとり入れるため、インターンシッププログラムの学生と協力して作成しているとのこと。また実際のコンサルティング・プロジェクトを経験したNTTデータのコンサルタントが研修を担当するため、導入に至った際にも実務フォローが可能。
カードゲームの概要
カードの種類には【業務カード】【人材カード】【DXカード】の3種類があり、それぞれにノーマルカードとイベントカードがある。【人材カード】もしくは【DXカード】を配置して、【業務カード】の下側に書いている稼働数をクリアすると、業務遂行となり、左上にある金額を収入として得ることができる。最終的に、もっとも営業利益を獲得した人が勝ちとなる。
今後NTTデータは、研修および研修に付随するコンサルティングのサービスを通じて企業のRPA活用、業務効率化を図り、2022年度末までに、国内企業の年間総労働時間100万時間削減に貢献することを目指す。