アスタリストは、デジタルアダプションプラットフォーム「WalkMe」を提供するWalkMeと導入パートナー契約を締結したことを発表。
アスタリストは経費精算のクラウドサービス「SAP Concur」の国内トップクラスの導入実績を持つ。「SAP Concur」の利用企業のさらなる省力化・効率化を模索する過程で、デジタルアダプションプラットフォーム領域において海外で多数の実績のあるWalkMeに着目していた。アスタリストとWalkMeが現在、同一フロアにオフィスをかまえていたこと、アスタリストにてSAP Concurを導入支援した顧客がWalkMeの採用を決定したこともあり、パートナー契約に至った。
「SAP Concur」や「BlackLine」などの支援方法と同様に、サービス契約はWalkMeと顧客間で実施し、アスタリストは初期導入を中心としたコンサルティング契約を顧客と締結する。
■WalkMe株式会社 代表取締役社長 道下和良氏
「SAP Concur の日本市場への参入時より、数多くの導入プロジェクトの実績を積み重ねられているアスタリスト株式会社様とのパートナーシップ契約を大変嬉しく、また心強く感じています。既に複数の大手のお客様でのSAP Concur+WalkMeの具体的な案件も動きはじめています。デジタルトランスフォーメーションの推進を目的に多くの企業で様々なSaaSが導入されるようになりました。しかし、こうした業務アプリケーションは「導入」だけでなく、その後、ユーザーの皆さまの意識や行動が変容し「定着化」することで、その本来の価値が発揮されると考えています。WalkMeはアスタリスト様やコンカー様と協働し、SAP Concurの導入~定着化までを一気通貫して進め、日本の社会や企業の変革に貢献することを目指して参ります」
■株式会社コンカー 代表取締役社長 三村真宗氏
「昨今、働き方改革などを背景に、SaaS市場は年々拡大し続けています。今回のパートナー契約によって、ユーザーの方々により直感的でスムーズな製品導入をご体験いただけることを嬉しく思います。今後もアスタリスト様、WalkMe様と協働し、SaaSの導入・定着化を進め、日本企業のさらなる成長を支援していきたいと考えています」
今後は、SAP ConcurだけでなくSalesforceやSuccessFactorsなどのSaaSにも順次対応する予定。