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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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SalesZine Day 2026 Winter

2026年1月27日(火)13時~18時40分

Sales Tech ホットトピックス

経営の中核にAIを据えたイトーキ 自社と顧客の働き方を変える「無限ループ型のAI進化モデル」とは

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 1890年の創業以来、日本のオフィス環境を支え続けてきたイトーキ。老舗家具メーカーとしての顔を持つ同社は「AI経営」へと舵を切った。2026年2月20日の記者発表会で発表された、イトーキが挑むAI経営の全体像と、社内/社外へ向けた挑戦をレポートする。

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DXからAXへ イトーキが挑む、二本柱の経営戦略

 発表会の冒頭、代表取締役社長の港氏は、なぜ創業130年を超える老舗家具メーカーが「AI経営」に舵を切るのか説明した。

「AIの導入によって私たちが得ようとしているのは、ひと言で言えば『時間』です。AIは時間を買うための手段であり、たとえば、AIによって1年かけていた業務を四半期で完了できれば、利益は4倍速で拡大する。AIにより、指数関数的な利益成長がもたらされるのです」(港氏)  

株式会社イトーキ 代表取締役社長 湊 宏司氏

 同社のAI経営は、データドリブンなオフィスの生産性向上支援をAIで加速させる社外戦略、同社の業務オペレーションおよび経営にAIを活用し、働き方を変える社内戦略の二本柱で構成される。社内で培った実践知を社外へ展開し、自社のビジネスを成長させる循環を生み出すのだ。

「イトーキでは『構え、撃て、狙え』という、まず動いてから調整していくカルチャーを徹底してきました。このスピード感とAI活用が今、フィットしたのです。このあとの発表では、今まさに挑戦しているものも含めて、倍速で進化していく姿をお見せします」(港氏)

「ITOKI OFFICE AI AGENTS」が放つ3つのソリューション

 続いて、常務執行役員の八木氏より、社外向けのAI戦略「OFFICE3.0事業」における新ソリューション「ITOKI OFFICE AI AGENTS」の詳細が発表された。

株式会社イトーキ 常務執行役員 ソリューション事業開発本部 本部長 八木 佳子氏

「AIが台頭し変化・不確実性・加速が進む時代、オフィス領域はその流れに追従できていないのではないか。その課題感が『OFFICE3.0事業』の起点です」(八木氏)

 OFFICE3.0事業では、時代やビジネスの変化に合わせて、顧客のオフィスをデータドリブンにアップデートさせる。その中で、「オフィスが人的資本にもたらす影響を科学的に理解し、自社の競争力や成長につなげたい」という経営層のニーズに応えるには、膨大なデータを分析し、オフィスを解像度高く多元的にとらえなければならないと八木氏。加えて、顧客企業の担当者自らがオフィス改善のPDCAを高速化する必要があるという。

 こうした背景からイトーキは、「High-cycle/AI」を実現する「ITOKI OFFICE AI AGENTS」を開発。2026年には3つのソリューションをリリースすると発表した。

1.「全拠点、俯瞰。」Facility Portfolio AI

 複数拠点の利用状況をリアルタイムで一元把握する。変化の予兆を自動検知し、最適化すべきタイミングをアラート通知。面積配分や必要席数、入居組織などの即時シミュレーションやチャット相談も可能であり、余剰面積の削減に留まらず、コミュニケーション活性化や業務平準化といった改革につなげる。

2.「誰もが、専門家。」Workplace Insight AI

 図面やアンケート、方針資料といった多様なデータの意味やつながりを統合・分析する。これまではコンサルタントの暗黙知に基づいていた「課題の発見」と「具体的な改善策」をAIが生成。担当者が納得するまでチャットで伴走し、意思決定の質を高める。

3.「今すぐ、確保。」Space Matching AI

 フリーアドレスの普及に伴う予約の手間や「空予約」の問題を、センサー内蔵デバイス「TABLE BOX」との連携で解決。不在を検知して空予約を自動開放し、今すぐ場所が欲しい人とマッチングする。前後の予定やメンバー、必要な備品を踏まえたうえでの予約提案も行う。

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ERP刷新でAXを加速 自社と顧客が進化する無限ループへ

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この記事の著者

SalesZine編集部 高橋愛里(セールスジンヘンシュウブ タカハシアイリ)

新卒で総合情報サービス企業に入社し、求人広告の制作に携わる。2023年翔泳社入社。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://saleszine.jp/article/detail/8095 2026/02/26 08:00

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