ブイキューブは、リアルタイムエンゲージメントAPIのリーディングプラットフォームであるAgoraの新ソリューション「Agora Conversational AI Engine」(以下、会話型AIエンジン)の提供を開始した。

提供背景
会話型AIは、カスタマーサポート、IoTデバイス、ゲーム、教育、スマートシティなど多岐にわたる分野で急速に活用が進んでいる。市場調査によると、世界の会話型AIおよび仮想エージェント市場規模は2024年の137億ドルから2034年には約1,682億ドルへと約11倍に拡大すると予想されている(※)。
このような成長市場において、より自然でスピーディな会話体験を提供するには、音声・映像・テキストなどマルチモーダルなデータをリアルタイムで処理できる技術が求められる。
ブイキューブでは、会話型AIエンジンを活用したAIソリューションの研究開発を推進するとともに、導入支援サービスも展開し、顧客のニーズに応じたソリューションの提供開始に至った。
※参考
Agora「会話型AIエンジン」の概要と特徴
今回提供する会話型AIエンジンは、超低遅延かつリアルタイムで自然な会話を可能にするソリューション。これにより、人間同士の自然な会話に近いスムーズなコミュニケーションを実現するとともに、AIアシスタントやAIエージェントを活用した対話型ソリューションの質を向上させる。
Agora 会話型AIエンジンの主な特徴は次のとおり。
- 超低遅延の音声認識(STT)で正確かつスムーズな音声対話を提供
- OpenAIや主要LLM(大規模言語モデル)との連携が可能
- 音声、映像統合によるマルチモーダルなAIエージェント導入が可能
- 柔軟なシステム統合と拡張性