SALESCOREは、提供するセールスイネーブルメントSaaS「SALESCORE」において、新たにオブジェクトを作成し、データの蓄積ができる「カスタムオブジェクト機能」の提供を開始した。
営業組織において、PDCAを回す過程で新たにデータ収集やラベル付けをしていきたい項目が発生する。しかし、「SFAの改修に手間がかかり新しい項目をすぐに作成できない」「まずは新しい項目のテスト運用をしたいが、公式運用に乗せないとSFAへ項目を追加してもらえない」といった課題から、Excel・スプレッドシートによる管理が復活してSFAとの二重管理状態になるケース、新しい項目の活用自体を見送るケースが発生している。
要因例
- ほかの部署への影響が考えられるため、項目の追加について時間をかけて検討する必要がある
- SFAで作成できる項目数が上限に達しており、新規で作成することができない
- SFA管理者が忙しく、新たに作成を依頼しても対応に1ヵ月以上かかる
このような背景から、SALESCOREは「カスタムオブジェクト機能」の開発・提供に至った。
機能概要
SFAにオブジェクトやアプリ、項目を作成するのではなく、「SALESCORE」内にオブジェクトやアプリ、項目を作成できる。そのデータは「SALESCORE」のダッシュボードやKPIなど、さまざまな用途で利用することが可能。
具体的な活用シーン
- 新基準でターゲットをラベリングし、アカウントプランと通期目標金額を設定して進捗を管理したい
- 自社のSFAに該当項目はないが、自部署ではビジネスモデルの観点で商談を営業利益まで管理したい
- 商談フェーズ昇格条件に新たな項目を追加し、受注に対する有効性や相関性を検証したい