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インサイドセールス成功企業の6割がリードのアクションから「60分未満」で電話を実施/IDEATECH

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「リサピー」を運営するIDEATECHは、2024年上半期の部門目標を100%以上達成した、BtoB企業のインサイドセールス担当者108名、2024年上半期の部門目標を達成できなかった、BtoB企業のインサイドセールス担当者103名を対象に、BtoB企業のインサイドセールス成功企業と失敗企業の比較調査を実施した。

インサイドセールスの実施対象、成功企業は「オウンドメディア経由のリード」、失敗企業は「広告経由のリード」がもっとも多い

「Q1.どこで得たリードにインサイドセールスを実施していますか。(複数選択)」と質問したところ、成功企業(n=108)は「オウンドメディア経由のリード」が56.5%、「広告経由のリード」が53.7%、「セミナー/ウェビナー経由のリード」が45.4%、失敗企業(n=103)は「広告経由のリード」が38.8%、「展示会経由のリード」が33%、「オウンドメディア経由のリード」が31.1%という回答になった。

もっとも商談獲得につながっているリード、成功企業・失敗企業ともに「オウンドメディア経由のリード」「展示会経由のリード」が上位

 Q1で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q2.どこで得たリードへのインサイドセールスが、最も商談獲得につながっていると思いますか。」と質問したところ、成功企業(n=101)は「オウンドメディア経由のリード」が30.7%、「展示会経由のリード」が16.8%、「セミナー/ウェビナー経由のリード」が14.9%、失敗企業(n=85)は「オウンドメディア経由のリード」が22.4%、「展示会経由のリード」が22.4%、「セミナー/ウェビナー経由のリード」が18.8%という回答になった。

インサイドセールスを実施している手段、「メール」「Web会議」「電話」など

「Q3.インサイドセールスを実施している手段を教えてください。(複数選択)」と質問したところ、成功企業(n=108)は「メール」が72.2%、「Web会議」が57.4%、「電話」が49.1%、失敗企業(n=103)は「メール」が59.2%、「電話」が48.5%、「Web会議」が35.9%という回答になった。

成功企業の60.3%が、リードのアクションから「60分未満」で電話をかけていると回答、失敗企業より16.3ポイント高い結果に

 Q3で「電話」と回答した人に、「Q4.リードがアクションを起こしてから、どれくらいで電話をかけていますか。」と質問したところ、成功企業(n=53)は「30分以上60分未満」が26.4%、「5分以上30分未満」が24.5%、「当日中」が13.2%、失敗企業(n=50)は「当日中」が24%、「30分以上60分未満」が18%、「5分以上30分未満」が16%という回答になった。

上半期部門目標の達成/未達の要因、第1位「効果的なターゲティング」

「Q5.上半期のインサイドセールス部門の目標を達成した/達成できなかった要因は何だと思いますか。(複数回答)」と質問したところ、成功企業(n=108)は「効果的なターゲティング」が66.7%、「迅速なフォローアップ」が65.7%、「質の高いコンテンツ提供」が51.9%、失敗企業(n=103)は「効果的なターゲティングができていなかった」が45.6%、「質の高いコンテンツ提供が不足していた」が35%、「質の高いリードが獲得できなかった」が31.1%という回答になった。

成功企業では「顧客の絞り込みを強化した」、失敗企業では「組織内の横の繋がり不足」などの要因も

 Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q6.Q5で回答した以外に、上半期のインサイドセールス部門の目標を達成した/達成できなかった要因があれば、自由に教えてください。(自由回答)」と質問したところ、成功企業(n=104)は、「顧客の絞り込みを強化した」や「ダイアログシナリオの整備」、失敗企業(n=88)は「組織内の横の繋がり不足」や「有力リード件数が少なかった」という回答になった。

<成功企業(n=104):自由回答・一部抜粋>

  • 顧客の絞り込みを強化した
  • ダイアログシナリオの整備
  • 要望を聞きながら合わせるようにPRした
  • 客層を絞る
  • 質の高いリードが獲得できたから
  • SNSを上手く使えた事

<失敗企業(n=88):自由回答・一部抜粋>

  • 組織内の横の繋がり不足
  • 販売商品そのものにも魅力に欠けていたと思います
  • 予算、人的リソース
  • 刺さっていない
  • セールスの質
  • 競争が激化している中で、価格面で他社を下回ってしまったため
  • 有力リード件数が少なかった

インサイドセールス実施において、成功企業・失敗企業ともに「顧客データの分析」を重要視

「Q7.インサイドセールスを実施する中で、最も重視していることを教えてください。(複数回答)」と質問したところ、成功企業(n=108)は、「顧客データの分析」が60.2%、「コミュニケーションの練習」が51.9%、「見込み顧客のリスト作成と精査」が50%、失敗企業(n=103)は「顧客データの分析」が44.7%、「見込み顧客のリスト作成と精査」が41.7%、「フォローアップ戦略の策定」が35.9%という回答になった。

成功企業は「顧客データの管理・分析の手間」、失敗企業は「質の高いコンテンツの不足」に課題感

「Q8.インサイドセールスにおいて感じている課題を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、成功企業(n=108)は「顧客データの管理・分析に手間がかかる」が45.4%、「見込み顧客のリストが精度不足」が40.7%、「フォローアップが遅れることが多い」が37%、失敗企業(n=103)は「質の高いコンテンツが不足している」が40.8%、「フォローアップが遅れることが多い」が37.9%、「見込み顧客のリストが精度不足」が35%という回答になった。

【調査概要】

調査名称:BtoB企業のインサイドセールス成功企業と失敗企業の比較調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査

調査期間:2024年8月29日~9月6日

有効回答:成功企業/2024年上半期の部門目標を100%以上達成した、BtoB企業のインサイドセールス担当者108名。失敗企業/2024年上半期の部門目標を達成できなかった、BtoB企業のインサイドセールス担当者103名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない

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