ACESは、営業支援AIツール「ACES Meet」において、人材紹介・派遣業界の基幹系クラウド「CAREERPLUS」および「MatchinGood」を開発・提供するブレイン・ラボの監修のもと、人材業界特有の固有名詞に対する音声認識アルゴリズムの精度向上を実現したことを発表した。
これにより、人材業界特有の単語やフレーズの認識が改善され、議事録や面談の情報共有にかかる工数がさらに削減可能となった。また、今回の取り組みを機に、両社は人材業界の業務生産性向上を目指した協業に向けたPoCを開始した。
音声認識アルゴリズムの認識精度向上
今回、ACES Meetにおいて、ブレイン・ラボの監修のもと、人材業界に特化した訓練データを追加し、業界固有の単語に対応する音声認識アルゴリズムの精度改善を実施した。その結果、人材業界におけるより正確で効率的な情報共有が可能になった。
▼認識できるようになった単語の傾向
(例)RPO、ジョブ型雇用、職安法、三六協定 など
協業に向けたPoC
今回の音声認識精度改善における監修を契機として、ACESとブレイン・ラボは、人材業界における生産性向上を目指した協業に向け、PoC(概念実証)を開始した。
本PoCでは、ACES Meetが提供する商談解析データと、ブレイン・ラボが展開するCAREERPLUSのCRMデータを連携し、人材紹介・派遣業における業務プロセス全般のデジタルトランスフォーメーション(DX)を検証することを目的としている。これにより、業務効率のさらなる向上とデータ駆動型の業務プロセス改善の実現を目指す。