HubSpotは、2021年9月7日付で共同創業者 兼 現CEOのブライアン・ハリガンがエグゼクティブチェアマン(常勤会長)に就任し、現最高顧客責任者(CCO)のヤミニ・ランガンがHubSpotの最高経営責任者(CEO)に就任することを発表した。
ハリガン氏は2021年2月に起こったスノーモービルの事故により休業していたが、2021年9月7日より業務に復帰し、エグゼクティブチェアマンとしての役割を開始予定。具体的にはHubSpotのミッションにコミットし、製品、パートナー、長期的な戦略に密接にかかわっていく。
Dropbox、Workday、SAPなどの企業でCRM、ERP、コラボレーション市場のテクノロジー分野における25年以上の経験を培ったランガン氏は2020年1月に最高顧客責任者(CCO)としてHubSpotに入社。就任にあたって、1年間でHubSpotの事業を新たなレベルの成長に導いただけでなく、新型コロナウイルス感染拡大の状況下で顧客・パートナーをサポートする上で重要な役割を果たした点が言及された。
ブライアン・ハリガン氏(共同創業者 兼 現CEO)のコメント
2020年にランガンを採用したとき、エンタープライズ企業で豊富な実績を持つ非常に有能なエグゼクティブを当社の市場戦略強化のために採用できたと確信していました。ランガンは着任初日から我々の組織力を高めるために尽力してくれました。また私が不在の間は明晰さと共感力を発揮して会社を率い、卓越した結果を残し、HubSpotのリーダーとしての資質を証明してくれました。今後エグゼクティブチェアマンという新しい役割の中で、彼女と長期的なパートナーになれることを非常に楽しみにしています。私は創業以来15年間HubSpotのCEOを務めてきましたが、私にとってもHubSpotにとっても、今がこの変化を起こすのに適したときです。就任後、当社のお客様と当社のリーダー陣に対して真の価値とサポートを提供できるよう注力してまいります。
ヤミニ・ランガン氏(現CCO)のコメント
創業者とパートナーを組み、HubSpotの次の章をともに描いていけることを大変な名誉と感じています。私の目標は、お客様、パートナー、従業員、投資家の皆さまに、HubSpotとともにビジネスを成長させキャリアと未来を創造していくことを誇りに思っていただくことです。ブライアンとダーメッシュは創業後の15年間で素晴らしい事業の基盤を築いてきましたが、HubSpotの道のりはまだ始まったばかりです。経営陣一丸となってお客様の成長を支援し、HubSpotが世の中にとって価値ある企業となれるよう、尽力いたします。