国内1,300社以上が有償利用する、働き方改革アプリ「cyzen」を提供するレッドフォックスは、新開発されたメンバーロケーション機能を正式にリリース。本機能では、メンバーの勤務状況(出勤/退勤、残業時間)や、現在位置などが一目で分かるようになる。さらに、地図上で近くにいるメンバーに対して直接チャットでコミュニケーションをすることもでき、メンバー同士の円滑なコミュニケーションを促進する。
新機能開発の背景のひとつに、「働き方改革法案への対応」がある。2019年4月1日に施行された働き方改革法案により、企業単位で時間外労働の削減が急務となっている。本法案では36協定で定められた残業時間の上限規制を破った場合、刑事罰が適用されるようになった。残業時間を削減するためには、まず社員の現状を把握することが重要であり、「cyzen」は元々社員の出退勤の時間や、社員の現在位置をデータで取得することが可能であったため、今回はその機能をさらに発展させ、社員の勤務状況を一目で把握できるような機能としてリリースしたという。
また、「cyzen」は「働くを、もっと楽しく」というコンセプトのもと開発されている。社員をただ管理するためのツールではなく、現場に権限移譲することで、現場の社員同士が創意工夫して新たな働き方を創造するためのツールであるということも新機能追加の背景だという。
機能概要
- メンバーの勤務状況(出勤/退勤、残業時間)の可視化
- 定時の勤務時間を超えると、色付きで残業をアラート
- メンバーの位置を地図上に表示
- メンバー画面から、社員同士でコミュニケーションが可能
cyzenはスマートワークアクセラレーターとして働き方改革を推進していく機能を今後も推進していくとのこと。具体的には、汎用的な外部ツールとの連携や、更なる新機能の開発により、現場が「働くを、もっと楽しく」感じられるような改善を続けていく。