ジーニーは、同社が提供・開発する自社開発の営業管理ツール「GENIEE SFA/CRM」上で利用できるAIアシスタント機能をアップデートし、議事録作成からSFA/CRMへの入力自動化までをひとつのサービスで完結できるソリューションの提供を開始したことを発表した。
機能アップデートの概要
今回、2023年5月にリリースしたChat GPTを「GENIEE SFA/CRM」の画面上で活用できるオプションプラン「AIアシスタントプラン powered by GPT-4」をアップデートした。
既存の議事録要約機能、顧客のニーズや予算などの個別情報を抽出機能に加え、商談音声の文字起こしから、SFA/CRMへの自動入力、商談後の顧客ごとのタスクの作成、上長・各部門への依頼作業まで、SFA/CRM上の設定のみで自動化することができるようになる。
「GENIEE SFA/CRM」とAIで変わる営業活動のスタイル
本機能では、商談を録音しアップロード、またはオンライン商談ツールと「GENIEE SFA/CRM」を連携するだけで、商談後の活動報告や商談議事録の作成、SFA/CRMの更新、その後のタスクスケジューリングといった業務を効率化することが可能。
これにより「現場の社員がなかなか情報を入力せず定着しない」といった課題を解決し、現場のデジタル推進をサポートする。
機能アップデートの背景
ジーニーが339名の国内企業の経営者・営業担当者に対して実施した営業活動の状況に関するアンケート調査によると、SFA/CRM導入への不満及び導入の検討をしない理由として、入力に対する負荷がある実態や導入後の活用について、社内体制の整備に課題があることがわかった。
そこで、情報の手動入力をなくすため情報入力の完全自動化を目指し、AI等の新技術を活用した利便性の向上に取り組んでいる。
「GENIEE SFA/CRM」について
顧客管理・商談管理・データ分析機能等が一体となったクラウド型の国産SFA/CRM。日本のビジネスシーンに合わせたシンプルな機能で、ツール導入・運用の専門家がいなくても項目設定・レポート作成などを容易に行うことが可能。