Queueは、AI機能を搭載したノーコードのデータ分析ツール「Morph」のver 1.1を公開した。
Morphは、AI機能を搭載したノーコードのデータ分析ツール。ホワイトボード形式のUIからプロンプトを用いてデータ分析を実行できるため、データ分析に慣れていないメンバーでも分析業務に取り組むことができる。また、ホワイトボードで分析した結果をダッシュボードとしてまとめることもできる。
ExcelやSalesforce、RDBなど、さまざまなデータソースを統合することが可能。分散しているデータを1ヵ所に集約し、ノーコードでデータ統合・分析・可視化を実現する。これにより、企業のデータドリブンな意思決定を支援する。
Morph ver1.1の新機能
AIフィールド
データの新たなフィールドタイプとして、AIフィールドとComputedフィールドを追加した、これにより、レコードのほかのフィールドの値を用いた計算結果やAI処理結果を自動的に保存するフィールドを運用できる。たとえば、キーワードの抽出や数値計算などの指示を実行できる。
チャートのスタイリングとカラーパレットのAI生成
Canvas上で制作するチャートの色を指定することが可能。チャートの色を指定するには、まずカラーパレットを作成する。カラーパレットの作成は、プロンプトによってAIに作成を任せられる。
チャートの埋め込み
これまで、チャートをダッシュボード上に配置し、ダッシュボード全体を共有・埋め込みすることできた。今回のアップデートにより、Canvasで作成したチャートの1つひとつが、URLでの共有と埋め込みに対応した。iframeコードを目視しながらコピーすることも可能。
社内ツールに埋め込んで日々の業務に活用したり、スタイルを適応したうえでウェブサイトに埋め込み、コンテンツとして活用したりすることもできる。
複合チャート
棒グラフと折線グラフの組み合わせなど、複数種類のチャートを組み合わせた可視化として、複合チャートを追加した。これにより、チャートを組み合わせるためのプロンプト指示が不要になった。
Canvas内でCSVダウンロード
Canvasで行ったデータ編集や集計を表の右下のエクスポートボタンからCSVファイルでダウンロードできるようになった。これにより、集計後の結果をそのままレポートに添付することが可能になった。