492万件の企業データベースと「インテントデータ(興味関心データ)」を組み合わせて活用することができるBtoBセールスインテリジェンス「Sales Marker(セールスマーカー)」を開発・提供するCrossBorderは、日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する事業共創カンパニーであるRelicから出資を受け、資本業務提携契約を締結したことを発表した。
CrossBorderが実現する営業「インテントセールス」と、Relicが有する新規事業開発スキームを掛け合わせることにより、より加速度的に営業・マーケティングのおける課題解決と、イノベーション創出を支援していく。
提携内容例
- 自社/顧客事業におけるSales Markerを活用した営業・マーケティングプロセス構築
- 株式会社Relicのグループ会社であるScalehackと連携し、Sales Markerを活用した共同ソリューションパッケージの開発/提供を行う
両社代表コメント
CrossBorder株式会社 代表取締役 小笠原羽恭氏
「Sales Markerは、インテントデータ(企業の購買活動におけるWeb行動データ)を活用した新時代の営業手法『インテントセールス』を実現します。インテントセールスを実践することで、自社サービスに関心がある企業が分かるだけでなく、相手が欲しいと思っているタイミングで営業することが可能になるため、営業のDXが実現可能です。その本質的な役割は、BtoBの新規開拓において『成功する挑戦』ができる環境を提供することにあります。この度、営業領域で複数のSaaS事業を国内シェアNo.1まで拡大させたテックセールス人材などがチーム編成し、営業成果の創出にコミットするScalehack社と、新規事業開発やイノベーションの共創・支援の分野において、業界トップクラスの新規事業支援実績を持つRelic社とともに、営業の領域にとどまらず、新規事業開発の領域において、AIとデータの活用を通じて皆さまの『挑戦』を支援することができることを大変光栄に思います」
株式会社Relic 代表取締役CEO 北嶋貴朗氏
「新規事業開発やイノベーション創出のためには、多様な市場や顧客に対して適切かつ迅速にセールスを行いながら検証を繰り返し、顧客開発とプロダクト開発を高いレベルで両立させていかなければなりません。この度、日本初となるBtoBセールスインテリジェンス『Sales Marker』による『インテントセールス』を通じてあらゆる企業の営業課題を解決するCrossBorder社に出資し、資本業務提携をさせていただく運びとなりました。代表の小笠原さんを始めとする優秀な経営チームと素晴らしいプロダクトを併せ持つ稀有なスタートアップと共に、日本経済と地域の活性化に向けた大志ある挑戦を共にできることを大変光栄に思います。Relicの業界トップの新規事業開発の知見や実績、インキュベーションテックやグループ会社のScalehackとの連携も含め、『セールスの自動化』、そしてその先にある『事業開発の自動化』の実現に向けて、共に邁進してまいります」