IT領域を中心にシステム開発、ウェブサイト制作、Salesforce導入支援などを展開するハレフルは、Salesforce Marketing Cloud Account Engagement(旧 Pardot 以下、Account Engagement)の再活用を目的とした「Account Engagement 再活用コンサルティングプログラム」の提供を開始した。また、同プログラムのリリースを記念し、最大10社まで同プログラムを10時間体験できる「モニターキャンペーン」の提供も開始する。
本プログラムの提供背景
ハレフルは2017年の設立当初より、Salesforce社のコンサルティングパートナーとして、Sales CloudならびにMA製品であるAccount Engagementの導入プロジェクトに取り組んできたが、なかには、導入したものの活用が進んでいないライセンスを再活用させることを目的としたプロジェクトも多く存在していた。
同社は、「これまで見てきたMAの活用ができていない組織の類型」を次のように定義する。
- 対象とすべきリード数やシナリオをつくるためのコンテンツ量やリソースが不足しており、社内にノウハウもない「にわとりタマゴ型」
- 商材・商流・ビジネス慣習的に、購買行動におけるマーケティング関与が低いといった原因から、導入目的や役割の再設定が必要な「そもそも論型」
- 「理想とするMAのシナリオ」を追い求める余り、設定や機能が複雑になりいつまでも運用が始まらない、または、時間を掛けたシナリオがうまくいかず断念してしまった「サグラダファミリア型」
- 導入時のキーパーソンが異動や退職で社内に誰も推進者が居なくなった「駅前の放置自転車型」
このように現在Account Engagementを利用中でも、運用に関して課題を持つ顧客を対象として、Account Engagementの利活用・再活用に特化したコンサルティングプログラムを開始するに至った。
提供するプログラムの例
- 導入目的の再設定などのワークショップ
- Salesforce/Account Engagementの設定状況のアセスメント
- MA活用の壁になる営業組織、マーケティング組織、Salesforce運用のアラインメント支援
- MAの活用観点でのトリガー項目(商談、ケースetc)のLightning Flowによる連携設定
- MA活用のためのコンテンツプランニング、サイトプランニング
- MA活用オペレーション支援(サイト更新等の作業含む)
- KPI設定ならびにモニタリング用ダッシュボード作成
※個社の状況を同社がヒアリングし適切な内容を提案