ADDIXは、ウェルスマネジメントサービス(富裕層の資産管理を包括的にサポートするサービス)のニーズが多様化、高度化することを踏まえ、金融機関の富裕層リレーションを強化する非金融サービスプラットフォーム「Wealth Management Contents Platform(ウェルス マネジメント コンテンツ プラットフォーム・WMCP)」の提供を開始した。
Wealth Management Contents Platform(WMCP)は、金融機関が保有する金融プラットフォーム(CRM等)とAPIにて連携し、非金融商品やサービス(アート、留学、高級車など)の案内を通じて、顧客の多様なニーズに対応し、関係を構築できるサービスプラットフォーム。
また、システム、データ利活用、サービスパートナー、カスタマーサポートを一気通貫で提供し、金融デジタルプラットフォームとの連携や各種情報の分析を通じて、顧客ニーズに最適な非金融サービスの提供を実現可能にする。
サービス提供背景
近年、金融機関が抱える課題は複雑化しており、主に富裕層の顧客のニーズが、資産運用や事業の承継、M&A、不動産の売買・有効活用など多様化している。この多岐にわたる選択肢から最適な提案を行うには、従来の対面を中心としたコミュニケーションだけでは付加価値が限定的になるため、DXを活用し顧客満足度を高めることが必要となる。
ADDIXは、金融機関における富裕層向けのウェルスマネジメントとして、「非金融サービス」を新たな顧客とのリレーション構築手段のひとつとして活用できることを実証し、非金融商品やサービスに関する顧客の趣味嗜好、行動データ、購買データ等を、APIを通じて格納できるよう、本サービスを開発した。
本サービス導入により変化すること
本サービスの仕組み
本サービス活用により期待できること
- 顧客のデータを蓄積しつつ、データ分析/活用により顧客とのより深いコミュニケーション機会につなげられる。
- 顧客の趣味嗜好データにもとづく分析により、より適した商品やサービスを提供することが可能となる。
- 営業担当者の役割は、従来の金融商品の営業に加え、パーソナライズしたデータを活用したより深いコミュニケーションや信頼獲得へのシフトが可能となる。
- 市況や顧客の資産状況の変動に比較的影響を受けない趣味嗜好の切り口により、長期的な関係性が構築できる。
- 富裕層のニーズに合った非金融サービスの拡充が可能、パートナー開拓が不要。