ノーコードのガイド・ナビゲーションツール「テックタッチ」を開発・提供するテックタッチは、2023年1月11日、シリーズBラウンドで総額17.8億円を調達したことを発表した。
DNX Venturesがリード投資家となり、三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、NTTドコモ・ベンチャーズ、電通ベンチャーズ、BRICKS FUND TOKYO(三菱地所)、Sony Innovation Fund、THE CREATIVE FUND、DNX Ventures、DBJキャピタル、Archetype Venturesが参加。今回の調達により、累計調達額は24億円となる。
主な資金使途は、さらなる事業成長を目的とした、人材採用、マーケティング、海外進出への投資の3つ。具体的には、人材採用への投資により、従業員数は半年以内に100名突破を見据える。マーケティング投資においては、テックタッチがメインターゲットとしている3領域(大手企業・官公庁や自治体・SaaS企業)におけるマーケティングを強化し、3年以内にエンドユーザー1,000万人突破を目指す。とくに国内大手企業との一層のDX推進を行い、昨年から新たなターゲットとしている公共セクターでは3年間で官公庁含め200法人での導入を目指す。
テックタッチについて
テックタッチは、ウェブ上のあらゆるシステムに入力ガイドを設置でき、対クライアントサポートや、対社内の問い合わせ対応といった工数負担を軽減するノーコードのガイド・ナビゲーションツール。
2019年の提供開始以降、大手企業を中心に、情報システム部門や人事部門、コンタクトセンターで利用されているほか、最近ではSaaSプロバイダーのカスタマーサクセスツールや、官公庁/中央省庁/自治体など公共セクターでのシステム活用の一環としても利用が広まっている。