immedioは、DNX Ventures、デライト・ベンチャーズ、Sansan等からシードラウンドで約1.5億円の資金調達を実施したことを発表した。
コロナ禍以降ウェブコンテンツを活用したマーケティング施策を実施する企業は増加しているが、リモートワークも広がりを見せており、接点を持った顧客と電話でつながる難易度は高まっている。
このような課題を解決するため、immedioは商談獲得自動化サービス「immedio」を開発した。「immedio」は、見込み客の問い合わせ完了と同時にウェブサイト上で商談可能な日程を提案し、見込み客の属性にマッチした営業担当者との商談を自動で設定することが可能。リードに対する商談化率向上を実現するとともに、インサイドセールス部門がより戦略的かつ本質的な業務に集中できることで、営業組織全体の生産性向上を後押しする。
今回の調達資金は、プロダクトの開発と営業へ投資する。The Model型営業組織の効率的な成長を後押しする“営業・マーケティング活動のインフラ”となるべく、事業を進めていく。
代表取締役 浜田 英揮氏のコメント
現状購買プロセスにおける企業と企業の出会いは、売り手にとっては何度かけてもつながらない電話、買い手にとっては都合が悪いときでも知らない番号からかかってくる電話、というもったいない体験から始まっています。私たちはテクノロジーの力で、サービスをつくる側と探す側双方の体験を改善していきます。ビジネスの出会いから不効率を排除し、サービスを探す体験がもっと楽しくなる、サービスをつくる側は価値の創出とデリバリーに専念できる、そんな社会をつくっていくのがimmedioのミッションです。
中期的には活用できる場面の拡大(イベントや外部媒体リードの商談化に活用)や、カバーできる業務範囲の深化(企業情報調査、CRMとの突合、商談前ヒアリングなど)を通してより付加価値の高いサービスに成長させていきたいと考えています。また、The Modelは世界共通の経営手法なので、「immedio」をグローバルに展開していくことも視野に入れています。