パーソルイノベーションが運営する副業人材マッチングサービス「lotsful(ロッツフル)」は、副業経験のある20代~40代の会社員を対象に「副業が転職に与える影響の実態」について調査を実施。その結果を発表した。
調査概要
- 調査手法:インターネットリサーチ
※Fastask(ジャストシステム提供)でアンケート調査を実施
- 調査地域:全国47都道府県
- 調査対象:副業経験のある20代~40代の会社員
- 調査期間:2022年7月26日(火)~7月29日(金)
- 対象人数:661
調査結果
副業をきっかけに転職したことがあるかたずねたところ、53.6%が「ある」と回答。20~24歳が最多の71.6%となり、25~29歳の65.2%、30~34歳の61.5%と続いた。
副業がきっかけで転職した人に、どこへ転職したかたずねた。77.4%が「副業先の企業、団体」、22.6%が「副業先ではない別の企業・団体」という結果になった。
副業をきっかけに転職した理由をたずねた。年齢別に見てみると、20歳~24歳、25歳~29歳、30歳~34歳では「副業を通じて自分の力を試したい気持ちが強まった」がもっとも多くなった。
一方、35歳~39歳では「キャリアアップ・キャリアチェンジのため」(46.8%)、40歳~44歳では「キャリアアップ・キャリアチェンジのため」「副業を通じてチャレンジへの恐怖が弱まったため」(同率38.1%)、45歳~49歳は「転職先から強く誘われた」(33.3%)がもっとも多くなった。
きっかけとなった副業を終了したのち、どれくらい時間が経ってから転職したかたずねた。「3ヵ月~6ヵ月未満」(56.8%)がもっとも多く、「3ヵ月未満」(16.7%)、「6ヵ月~1年未満」(16%)、「1年以上」(10.5%)と続いた。