NTT東日本は、東京海上日動火災保険、トレンドマイクロと共同し、リスクマネジメント分野の新会社「株式会社NTT Risk Manager」(以下、NTT Risk Manager)を設立することを発表した。
現在、ESG経営の進展や個人情報保護法の改正などを背景としたリスクマネジメントの重要性が高まっている。加えてサイバー空間における攻撃の高度化・多様化、サプライチェーンの業務停止に伴う自社業務への連鎖的影響等、企業を取り巻く脅威はより複雑化している。
しかし、地域の中小企業やコミュニティでは脅威への対策が不十分であり、リスクマネジメントプランの立案や育成、保険などの有事対応を含むトータルなリスク対策支援が求められていた。
こうした背景を踏まえ、ICTを通して地域の課題解決を進めてきたNTT東日本、災害保険の分野で広範囲のリスク対策に取り組んでいる東京海上日動火災保険、サイバーセキュリティ分野を中心に技術を有するトレンドマイクロの3社が共同出資し、2022年7月1日(予定)にNTT Risk mangerを設立することが決まった。リスクマネジメント分野において、ワンストップでサービスを提供する。