AIでのビジネスコミュニケーション分析を行うコグニティは200社・20,000人を超えるデータをもとに商談・接客に求められる12の観点・25の検出項目での営業トークの質・構成の定量化を実現するAIサービス「COG-SALES」を開発し、サービスの提供を開始した。
同社は営業現場が抱える「商談・接客の営業トークが感覚的に行われている」「納得感の低い指導や評価ブレのために、若者の離職率が高い」「ニーズや課題のヒアリング力を高めることが難しく、客観的評価や指導もしにくい」などの課題を受けて、営業や接客シーンで共通・汎用的に使える営業分析項目を新規開発し、同サービスの提供に至った。営業パーソン自身のクセや改善点を客観的に把握することが可能になり、具体的かつ納得感の高いフィードバックの獲得を通じて営業力の強化に貢献する。
同サービスでは、営業員のトークを録音し、音声ファイルをアップロードすると1~5営業日以内に分析結果のレポートを出力。そうしたデータの蓄積後には、それぞれのデータと社内成績を照らし合わせる「勝ちパターン分析」を実施することで、社内特有の傾向や勝ちパターンを抽出することが可能になり、指導の標準化に貢献する。