Sansanはクラウド請求書受領サービス「Bill One」に、発行・送付機能を順次追加することを発表した。これにより、2023年10月に導入されるインボイス制度への対応が可能に。Bill Oneは請求書受領だけでなく、受領・発行両面から請求書業務をデジタル化し、月次決算の加速を推進していく。
Bill Oneは、郵送で届く紙の請求書やメール添付で送付されるPDFの請求書など、さまざまな方法・形式で送られる請求書をオンラインで受領できるクラウド請求書受領サービス。インボイス制度の導入にともなった需要の高まりを受けて、同サービスではではこれまでの受領機能に加えて、請求書を発行・送付できる機能の追加を決定。まずは請求書送付機能から実装され、来年秋頃にはインボイス制度に対応した請求書発行機能が実装される予定だ。
今後予定されている機能追加スケジュール
電子請求書の一括送付機能:2月上旬
作成した請求書をBill One上にアップロードし、取引先へ一括送付できる機能。従来の印刷・封入作業をなくし、取引先に素早く請求書を届けることができる。
送付した電子請求書の開封確認機能:2月上旬
取引先に送付した電子請求書の開封状況を確認できる機能。取引先の対応状況を把握できるため、入金遅延リスクを減らすことができる。
電子請求書の一括発行機能:今秋
CSVファイルをBill Oneに取り込み、Bill One上で請求書を作成し、取引先へ一括送付できる機能。